チョコと僕(1) ~ チョコが来た日

犬を飼っていた。名前はチョコ。
名前の通り茶色をしたラブラドールだ。
ありふれた名前、ありふれた種類、どこの町にでもいそうな平凡な犬。
そして僕と家族にとってかけがえのない犬。


チョコが死んでもう何年にもなる。
何でそんな昔の事をわざわざブログに書くのか。
それは僕が今でもチョコを思い出すからだ。毎日とは言わないけれど週に何度かは。辛い事があった日はとりわけ。
僕は脳裏に浮かぶチョコの姿を追い、名を呼ぶ。時には口に出して。


いつまでもそうやって過去を振り返り思い出にしがみつくのは不健全だと自分でも思う。思いを心にしまい込むのも、声に出してしまうのも。
だから言葉でなく文章で吐き出すことにした。僕の愛犬への思いの丈をあらいざらい、多少は迷惑かもしれないがこのブログという場を借りて。

これはチョコと僕の物語だ。



最初に何から語ればいいか。
チョコの魅力について語りたいのはやまやまだが、まずはチョコが我が家に来た日の事から話そう。

ひとり暮らしをしていた僕が実家に戻って数年後。
元々は弟夫婦の犬だったチョコが、とある事情で我が家に引き取られることになった。

我が家は普段ペットを飼わない。キンギョや亀やうさぎ、犬や猫を飼った事もあるが、それは僕が子供の頃の事だ。
そんな中、チョコは例外だった。弟夫婦が同居していた一時期はチョコも家族の一員だったし、その後も何度となく家に来ていたようだ。
もっとも僕自身は、実家に里帰りした際に、ほんの小犬のチョコを見かけただけなのだが。

チョコが来ることで家族全員が喜んでいた。僕も同じくらい楽しみにしていた。普段動物嫌いの母までが屈託なく喜んでいるのを見ると、チョコという犬はよほどかわいいに違いない。



チョコが引き取られてくる待ちかねた日に、残念ながら僕は家にいなかった。父と母が車でチョコを引き取りに行っていた頃、僕は鈴鹿でレースを見ていた。
チョコと会えたのは翌日の深夜だった。
チョコはとっくに成犬になっていた。どうやら僕を覚えていて尻尾を振ってくれた。けれどその様子はどこかよそよそしい。
数回しか会ってないから仕方ないが、もう少し歓迎してくれると思っていた僕はちょっと悲しかった。
あの時、むしょうにチョコを散歩に連れていきたくなったのは、きっとそのせいだったに違いない。
時計はもう12時近かったが、僕は弟に尋ねた。

「チョコ、もう散歩に行った?」
「夕方、軽く」

よし、軽くか。そうか。

「チョコ、散歩いこか」

チョコはもちろん喜んでしっぽを振った。

「兄さん」

弟はあからさまに不機嫌な顔で言った。

「行くんやったら、これから毎晩行かなあかんのやで」

弟の忠告はもっともだ。僕が飽きっぽく何事もすぐ投げ出す性格なのを知っていたから。
だけど弟が知らない事がひとつあった。僕がどれだけチョコが好きかって事だ。
僕は一刻も早く、チョコと仲良しになりたかったのだ。
こうして夜の散歩は僕の日課となった。

この事に関して僕は誠実だった。この日からずっと、旅行や仕事が遅い時をのぞけば毎晩欠かさず、僕はチョコと散歩に行った。
最初は、家の周りを巡るだけ。そして日に日に少しづつ遠くへ。チョコと僕と、互いの気持ちを探り合うようにして。
散歩の距離は増えていき、そして僕がチョコのタフさを知るにつれ、散歩はどんどん本格的になった。

チョコは魅力的な犬だった。事あるごとに見せる頭の良さ、そして時折みせるアホな行動。
なんと言ったらいいか。チョコは毎日いても全然飽きない犬だった。


その魅力とアホさの数々を今後ここで披露できる事を僕は嬉しく思う。



今さら「シンゴジ」

ネットが繋がらなくなってあたふた。
数時間を無駄に費やしてしまいました。
そんなわけでこんばんはです。
妙に目が冴えて、眠らなきゃな時間に眠れそうにないのでブログでも書きます。


レンタル屋で借りた「仮面ライダーアマゾン」を堪能中なのですが、もう一枚借りたDVDがあります。
そう、「シン・ゴジラ」です。今さらですけど見ておきたくて。
カレーを作りながらという駄目駄目視聴でしたが。
でも結局最後まで見ませんでした。どうも口に合わなくて。

「情報量の多い映画」というのは事前に聞いていました。
情報量の多い映画というと、近年では「マッドマックス」「君の名は。」「この世界の片隅に」といった映画を思い浮かべます。
(3作とも全然違うけど)
確かに「シン・ゴジラ」も情報量多いといえば多いけど、それは主にセリフによるものでした。
それが凄く違和感がありました。
「無駄なセリフを省く」というのがよい映画の条件だと、無意識的にも意識的にも思っているので。
もちろんわざとやってるんでしょうけど、見ていてとても疲れます。やり方はどうでも面白ければ勝ちなんでしょうが。私は面白いと思いませんでした。
逆にセリフ劇で済ませるなら「予算1/10で作れるんじゃないこの映画」とも思ってしまいました。

評価の高い映画なので、こんな感想を抱く私のほうが少数派なのでしょうが、こんなふうに感じた者もいるという事で。

秋の夜長にチュチューゥ

長雨が続く今日このごろ。
雲の切れ目をつき、レンタル屋でDVDを借りてきました。
タイトルは「仮面ライダーアマゾン」。
きっかけはシャオティエンさんのブログでした。
先頃、俳優の槐(さいかち)柳二さんの訃報を聞いたばかりですが、その槐さんが「アマゾン」に出てくるモグラ獣人の声をあてていたのだとか。
(全然知りませんでした)
これは
「この際だから『アマゾン』を見ろ」
というバゴーの御告げに違いない。
そう思って借りてきました。


「アマゾン」本放映の時、私は小学5年生。
本来なら見ていて当然の世代なのですが…
確かに見てました。というかTVはついてましたが、どちらかというと弟につきあって見ていた程度。
そもそも我が家は兄弟揃って特撮には冷淡な家系でした。
(ついでに言えばアニメもあまり見なかったし時代劇とか全然見なかったし、要するにあまりテレビを見なかった)
思えば学校でも「アマゾン」の話題はあまり出ませんでした。同級生がライダーを熱心に見ていたのってV3までだったと思います。
ひょっとすると私がライダーや特撮に興味なかっただけかもしれませんが。

久々に、ある意味初めて本腰入れて見た「アマゾン」。
モグラ獣人が見たい(というか聞きたい)という不純な動機で借りたので、そこに辿り着くまで退屈かもと思ったのですが、意外にも面白く見れました。
数年前に「V3」を借りた時は数話で飽きたのですが。
子供の頃は「全然ライダーらしくない」と思ったアマゾンが、今は新鮮に写ります。
異国の地から言葉もわからずやってきたアマゾン=山本大介の姿。
ライダーとしては異色作でありながら、ヒーロー物の王道である「孤独なヒーロー」の姿はむしろ鮮明に描かれています。
というか大介かっこいいし!
裸で絵になるヒーローって、日本じゃ珍しいよね。

そしてなんといってもストーリーに彩りを添えるのが、我等がモグラ獣人。
初登場時は意外にかっこよくて強そうなのですが、見れば見るほどかわいく思えてきます。
何よりも「チュチューゥ」というあの鳴き声に癒されます。
なんかモグラ獣人に惚れそうです。惚れました。
彼は準レギュラーという事で終盤近くまで登場するらしい。
これは「アマゾン」最後まで見れます。余裕です。今年の秋の夜長は「アマゾン」で楽しみたいと思います。
チュチューゥ。






キーボードの修理

このところ、PC環境をあれこれ変えています。
メインPCは基本そのままですが、別の部屋でのネット用PCを作ったり、音楽専用のサブPCをワープロ用に使えないかとか、いろいろやってます。

そのワープロ用PCのキーボードが、なんかおかしい。
NumLockランプが点いてるので通電はしてるはずですが、キーを押しても認識するのは最初の一度きり。


17100901.jpg

左上に「HITACHI」と書いてありますが、日立製のPCを買ったことはありません。
キーボードだけどこかのジャンク屋で拾ったのでしょう。
(もう覚えてないけど)

テンキー付きのわりにコンパクトで、何より「B割れ」具合が気に入ってたのですが、そろそろ寿命でしょうか。
直せないこともないと思いつつ、日本橋で新たなキーボードを物色しました。




17100902.jpg
翌日ジャンク屋で買ってきたキーボード。

作りはいかにも安物ですが、惚れ惚れするほどの「B割れ」具合に一目惚れ。
そこはさすがに富士通製です。


ところが家でPCに差してみてもうんともすんとも動きません。
ジャンクなので文句は言いませんが、これではゴミが増えるばかり。
よっしゃ、こうなったら一肌脱ぐか。



日立製のキーボードのこの不具合、以前に同じような症状を見たことがあります。




17100903.jpg
これはいにしえの富士通純正親指キーボード。

1万5千円もした高級品ですが、やはり反応が鈍くなり、捨てるには惜しいので中を開けて修理しました。
もう10年以上前の話ですが、今回もそのやり方で直せるでしょう。
意を決して(というほどでもないが)日立製キーボードを分解しました。



17100904.jpg

非常に頑丈に出来てました。


17100905.jpg

裏の作りも丁寧。
分解は大変でしたが、そのぶん信頼性はありそうです。



17100906.jpg

故障の原因と思われるのは、基盤上のコンデンサ。
コンデンサには寿命があり、徐々に容量が減っていきます。
このコンデンサを交換してキーボードを直した経験があるので、同じようにやってみました。
交換の際に注意するのは、コンデンサの容量と耐圧と極性。
キーボード修理の場合はコンデンサの大きさも大事です。キチンと納まらないと最後に泣きをみます。
今回は手持ちのコンデンサでなんとかできました。


修理を終えてPCに接続しましたが、うまく動きません。
これも以前の修理で経験済み。
どういうわけかコンデンサ交換後、一日ほど通電しないと正常動作しないのです。きっと今回もそうでしょう。

気長に通電しながら、ついでにジャンク屋で買ったキーボードの修理にもチャレンジします。
こちらはPCにつないでもNumLockランプさえ点灯しないので、故障の原因も違うと思われます。



17100907.jpg

やっすい見かけそのままに、中の作りもチャチいです。
その分、分解は楽ちん。



17100908.jpg

右上の基盤部分。
接点部にはコネクタさえなく、ネジで押さえつけてあるだけ。コストをケチりまくってます。
(以前買った安物キーボードでは、ここの接点不良が修理不能で廃棄したこともありました)
何より驚いたことに、基盤にICが見当たりません。
ここまで安い作りのK/Bは初めてです。



17100909.jpg

「裏にICが付いてるのかも」

虚しい期待を胸に基盤を外して裏返してもそれらしいものはなし。
そして基盤のあちこちに白い色の汚れが。
あくまでも私のカンですが、基盤かハンダから何かの成分が析出しているようにみえる。
これが原因で接触不良を起こしているのかもしれません。

「ものは試し」と、汚れをアルコールで拭き取りました。
あとは元通りに組み直し、PCに取り付けると難なく正常動作。
う~む、なんなんだこのキーボード。

翌日には日立のキーボードも正常に動くようになりました。
再発の恐れもあるけれど、まずはめでたし。



17100910.jpg

「キーボードは昔のほうがよかった」
とまでは言いませんが、メーカーの付属品に関する限り、昔のキーボードの方が品質はよかったですね。
CPUやグラボの性能も大事でしょうが、人間が直接向き合うキーボード、マウス、ディスプレイにはできれば良質のものを使いたいです。
毎日使うものなので。


「サンマー」といっても麻雀じゃない

ども。
エトワ-ル☆提督です。
お久しぶりです。
例によってブログ絶賛サボり中です。

などといってる間に季節は巡り、やってきましたサンマの季節が。



17100601.jpg
サンマ漁の始まりじゃ!

毎年秋の恒例となりつつある秋刀魚イベント。
軍艦でサンマ漁を支援してそのおこぼれに預かる!? という、ウォーシミュレーションの何がどうしてこうなったのかイマイチ謎だが楽しければいいという、まあそんな感じのぬるイベです。
サンマを得ることで報酬ももらえますが、漁そのものが楽しいです。
艦娘たちもこの日のため気合はいったコスチュームで挑んでますし。
そんな中で今年度一番、我がハートを射抜いた釣り師は間違いなくこの娘だ。



17100602.jpg

 ん
  ま
   ~!


う~ちゃんこと卯月嬢のファッションセンスの見事さに提督は言葉を失いました。
ただただ素晴らしい。
それにしてもいつもながら、なんなんだこのゲーム画面はよぉ!?

肝心の釣果は現在20尾。
残り期間を考えればノルマの30尾は余裕でしょう。
(イベント期間限定で海防艦もドロップするそうですが、今のところゼロ)
まあ、気張らずまったりまいります。


ひるがえって秋の味覚であるリアルさんまのほうは今年は不漁だそうで残念です。
無理に鮮魚を食わずとも庶民の私は缶詰でじゅうぶんですが。
缶詰といえば「ちょうしたのかばやき」。
美味しいよね、あれ。
サンマの缶詰はちょうしたに限る。
一人暮らしの頃はしょっちゅう食べてました。
ところがここ関西ではなかなか見かけないんです。
ああ、むしょうに食べたい。
書いててよだれが出てきました。
(おいしいよね)


プロフィール

雪山雪男

Author:雪山雪男
「艦これ」大好きな元「Answer×Answer」プレイヤー。
老眼と戦いながらプラモ作りに励んだり、気まぐれで小説を書いたりする日々です。

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