FC2ブログ

ずっとワシのターン

今週末はフィギュアスケートのNHK杯をテレビで堪能しました。
今年のNHK杯は格別でした。楽しい、嬉しいを通り越し、とても幸せな週末を過ごせました。


注目していたのはなんといっても女子シングルの紀平梨花です。
去年の全日本選手権でジュニアながら華麗なトリプルアクセル(3A)を決め、並み居るお姉さんたちを抑えて見事3位表彰台。3Aが大好物の私を歓喜させてくれました。
その彼女がシニアとしてGP初参戦。この日をどんなに楽しみにしてたか。

結果はご存じの方も多いと思いますが、初日のショートプログラムでは冒頭の3Aに失敗して5位スタートと出遅れました。
新聞には「ほろ苦GPデビュー」などと書かれていたそのショートの演技ですが、私は凄いと思いました。
だってひとつの失敗が命取りになるショートで、冒頭の3Aを転倒しながら1位と5点差の5位ですよ!
3A以外のジャンプやスピンのレベルがそれだけ高かったってことですよね。
もし冒頭の3Aが決まっていれば余裕で1位取れてたってことですよね。
だからフリーでの逆転優勝も大いにありえると思っていました。

そのフリーですが、本当にレベルが高かったです。
紀平選手だけでなく三原舞依、宮原知子、トゥクタミシェワといったトップ選手が揃ってミスのない渾身の演技でした。
紀平選手を応援しているはずの自分が、いつしか拳を握りしめて他の選手を応援してました。
特に三原選手は去年の全日本の悔しい思いを見ているだけに、是非表彰台に立ってほしい。
華々しいデビューを飾りながらめまぐるしい世代交代の波と戦うトゥクタミちゃんにも完全復活を遂げてほしい。
そしてラストに登場の宮原知子。
彼女の「完璧」としか言いようのない演技。たゆまぬ努力が身体からリンクにほとばしり出ている、そんな演技に心は震えました。
「それでも宮原は負けるかもしれない」
技の完成度は紀平より宮原の方が数段上、けれど紀平のジャンプの方が魅力的に思える。
それでも、いやそれだからこそ、この日は宮原に勝ってほしい。
そんな気持ちにさえなりました。
だって宮原は紀平よりもっと長く、こんなに努力を続けているのだから。


結果は紀平の逆転優勝。
いくつもの素晴らしい演技を見て感動に満たされました。
そして一番応援していた人が表彰台のてっぺんに立った。
なのに、素直に喜べませんでした。
きれいごとにしかなりませんが、頑張った人みんなに勝ってほしかった。
そのくらい、トップ選手の頑張りに彩られた素晴らしい大会でした。
優勝争いとは別に、5位入賞のマライア・ベル選手の清々しい演技と笑顔も本当によかったです!



いっぽうの男子はミスの多い演技が続き、盛り上がりに欠けたと言わざるを得ない。
と思うのですが、個人的にはこれまた大満足でした。
てっきり引退していたと思ったケヴィン・レイノルズ選手が参戦してたからです。
演技を見る限り今回は不調のようで、日本のファンにいいところを見せられず本人はがっかりしているでしょうが、私は彼が今も競技スケートを続けていてくれることに大満足です。
(フリーの選曲がクロノトリガーなのには笑いました)
ケヴィンには是非リベンジしてもらってほしい。もういちどジョアンコーチの大暴れが見たいです。



例年フィギュアスケートの、特に女子の大会を見たあとはどうにも物足りなさが残り、ネットで伊藤みどりの名演技を見てしまうというのがいつもの私の行動パターンなのですが、今回はそんなことをしなくても済みました。
女子のハイレベルバトルに満足できたし、好物の3Aもどっさり見れたし。
そして、理由はそれだけではありません。
翌日は恒例のエキシビションに先立ち、NHK杯40周年を記念した「レジェンド・オン・アイス」という催しがありました。
NHK杯の歴史を飾るレジェンドスケーター7人による競演です。
そのメンバーは荒川静香、本田武史、川口悠子、髙橋大輔、鈴木明子、織田信成という錚々たる方々。
そして、そして!
私の最も愛するアスリート、
女子フィギュア界の唯一神、
レジェンド・オブ・レジェンズ

我等が伊藤みどり、
27年の時を超えてNHK杯に再降臨!


ああ女神さま、弁天さま、みどりさま!!


その様子は今だけこの神々しいサイトで見れますです。

全部見せます!Legend on Ice


これ以上満足できる大会があったでしょうか。
NHKさん、ありがとうございます。ちゃんと受信料払ってますよ(親が)。
幸せすぎてほかほかの週末でした。フィギュア最高、3Aサイコーッ! ああみどり様~っ!!

緊急ミッション発動

1/700「大鳳」を作る日々は辛いです。
そんな苦行に背を向けたくて、というわけではないのですが、今それとは別のプラモを作り始めています。
こんなプラモです。



18111001.jpg
1/12 ホンダ RC213V(2014年式)

見てのとおりバイクのプラモデルです。
このプラモは私が買ったものではありません。友人の/Pが数年前に買ったものです。
プラモ仲間が増えるのは嬉しい。しかしいつまでたっても彼がこのプラモを作る気配はありません。
どうやら/Pにはプラモ作りに必要な道具も時間も、そして肝心の製作意欲もなさそうです。
なので先日、代わって私が作ってあげようと申し出ました。
いつも一方的にお世話になっている/Pに私ができる事ってこれくらいだし。

どうせなら、氏の誕生日である今月の下旬には作って渡したい。
というわけで緊急ミッション発動なのです。
「大鳳」作ってる場合じゃないのです!




18111002.jpg

これがプラモの中身です。

「1/700の軍艦(しかも空母)作るのに比べりゃ楽勝だし!」

と余裕かましていたのも束の間。
分厚い取説を読み進んでいくにつれ顔色が青ざめていきます。
予想してたよりずっと複雑なのです。

組むだけなら(天下のタミヤのキットなので)それほど難しくなさそうですが、塗装がやたらと大変そう。
う~む。どうやらバイクのキットを甘くみてました。
ええ。
レース好きでプラモ好きのくせに、今までバイクのプラモを作ったことがないんです。


さらに甘く見ていたのが、バイクプラモ最大の難関であろうカウル部分。

「付属のデカール貼ればなんとかなるんだろう」

と思ってました。がッ!
箱を開けてみると、入っていたデカールはロゴやゼッケンなど小物ばかり。予想していた巨大デカールは見当たりません。
代わりに入っていたのは専用のマスキングシールでした。
このカウルの赤やらオレンジ、自分で塗れってことなのか。
このキット、どうやら相当上級者向けみたいです。

「これ… 今月中に作れるだろーか」

安請け合いしてしまった自分を恨みそうになりましたが、ええい何事もチャレンジだ!





手慣れた軍艦プラモとかなら自分の作りたいように作るのですが、なにせバイクプラモ初体験なので、とにかく取説通りに進めていきます。
タミヤのキットなら安心して取説に頼れるし。
というわけで取説通りにエンジン部分から作り始めました。

すぐに気づいたのは、塗装しながら組んでいく必要があること。
(組んでからじゃ塗れない部分が多いです)

そして、必要な色の種類の多いこと。
エンジンやシャーシは主に金属の地肌そのままの色なのですが、銀色(シルバー)の色指定だけでも「シルバーリーフ」「メタルシルバー」「クロームシルバー」「チタンシルバー」「フラットアルミ」といった具合。
ミリタリー、特に1/700の軍艦を作る時とは大違いです。



18111003.jpg

シルバーにゴールドを含めても、手持ちのメタル系塗料はこれだけ。

最初はこれらの塗料でやりくりしてましたが、どうにも手間なので弟に支援を要請しました。




18111004.jpg

弟の守備範囲は主にガンプラだけあって、派手めな色を沢山貸してくれました。ありがたや。




18111006.jpg

そんなわけでエンジンを組み、




18111007.jpg

メインのシャーシも組みました。




18111005.jpg

シャーシへのエンジンの取り付けはネジ止めになっていて、その気になれば後からエンジンを外すこともできそう。
なかなか遊び心たっぷりのキットですね。

レース観戦は好きな私ですが、メカニックのことはさっぱりです。
恥ずかしながらバッテリー充電の仕方さえうろ覚え。
そんな私でもこうしてプラモを作るとなんとなくバイクの仕組みがわかった気になるから不思議なものです。
しかしのんびり組んでいるヒマは今回ありません。
タイムリミットは二週間後。間に合うかなあ。


贖罪のプラモ(4)

年をとると生理反応が鈍くなるのでしょうか。
先週あたりから風邪気味なのですが、喉の痛みやら鼻水やら発熱やらを若い頃なら一週間もあればひととおりすませたものを、今は何倍もの時間をかけてゆっくり進行中です。
思考スピードは若い頃とたいして変わらないのに、肉体の反応だけが遅い。
(なんか、それに似たスタンドの使い手がいたようないないような)

そんな人体の神秘を身をもって体験中のエトワ-ル☆です。
それはともかく今日も作りかけのプラモの話をします。
1/700『大鳳』の続きです。


後回しにしていた甲板の製作に入ります。

18102801.jpg

今回は初めてオプションの木甲板を使います。
裏がシールになっていて張るだけでリアルな飛行甲板が作れる便利グッズ。
やり直しが効かなさそうなので前もって段取りを考えました。



18102802.jpg

張る前にプラ側の基本的な塗装を済ませます。
木甲板も切り取りが必要な部分を全て処理しておきます。
カッターの刃を新品にしておくのを忘れずに。



18102803.jpg

無事、貼り付け成功。



18102804.jpg

艦首側にある「遮風柵」(発進前の艦載機を強風から守る装備)は『信濃』のエッチングパーツがほぼそのまま使えました。ラッキー!



18102807.jpg

制動索や非常用の滑走制止装置(ネット)は、さすがに甲板幅が違うので『信濃』用は使えません。
が、うまい具合に木甲板側に専用エッチングパーツがついてました。
これらを取り付けることで甲板上の情報量が増えました。

初めて使った木甲板、なかなかの便利グッズです。
しかし上からの塗装が事実上不可能だったり、いろいろ気をつかいます。
キットのプラ甲板も相当リアルに作られていたので、塗装が面倒でなければ無理に木甲板を使う必要はないと思いました。
逆に昔作られたプラモには飛行甲板の細部がそっけない物が多いので、そういうキットのディテールアップには役に立つオプションだと思います。




18102808.jpg

その後、こまかい小物を作っていきました。
これは起倒式マスト。
これも『信濃』エッチングパーツがそのまま使えそうです。



18102809.jpg

艦橋上のマストは『大鳳』と『信濃』で細部が違う気もしますが、面倒なので流用しました。
幸か不幸か『大鳳』の資料は少ないので、いい加減に作っても罪悪感も少ないしw
それにしてもパーツの細かいこと!
マストにつけられた一三号電探のこの細かさは異常です。

このフジミのキット、エッチングも含めてやたらパーツが多く、そして細かいです。
エッチングはともかく、キットは細かければいいというものではないと思うのですが……

終わりの見えない作業、まだまだ続きそうです。


最近読んだ本2018(その1)

こんばんは。読書家(自称)エトワ-ル☆です。
それまでの読書不足を補うべく、ここ数年は週一冊ペースで読みまくりました。
環境の変化でペースは落ちたものの、読書熱は衰えてません。
(会社では「二宮金次郎」とからかわれてます)
そんな私の最近読んだ本、感銘を受けた本、お勧め本を数回に分けて紹介していくつもりです。

今回はこの本です。




18092201.jpg
・C.S.フォレスター
「ホーンブロワー」シリーズ


イギリス海洋冒険小説の代表作。
ナポレオン時代の海の戦いをイギリス側から描いています。
海の男たちの生活や自然との戦い、そして砲戦、白兵戦などを、まるでその時代を生きていた人が描いたようにリアルにそしてつぶさに描いています。
ここ数年読んできた『ジャック・オーブリー』シリーズや『トマス・キッド』シリーズのお手本にあたる作品です。


上質の娯楽作品として評価できるシリーズです。
と同時にこの手の本を読んでいると、19世紀初頭当時の西洋人の醜い部分がどうにも鼻につきます。
主人公ホーンブロワーは正義感と勇気と冒険心そして機知に満ちた英雄として描かれてますが、私の目には略奪と暴力と人種差別にまみれた極悪人にしか見えません。
主人公はいたって真面目なのですが、ひとたび国のためとなるとどんな事も平気でやり、ほとんど良心の呵責を覚えない困ったちゃんです。

「悪いのは全部ナポレオン」
「イギリス万歳」
「異教徒や有色人種は人間以下の存在」

現代人の目からみると偏見に満ちみちたこの本を読んでいると、まるで昔作られた西部劇を見てるようです。
今まで読んできた海洋冒険小説は『トマス・キッド』であれ『ジャック・オーブリー』であれ、子供向けの『アーサー・ランサム』シリーズでさえこれと同じ匂いを感じますが、それらの手本となっただけあって『ホーンブロワー』シリーズはとりわけ匂いが強烈です。
正直、この主人公には全く感情移入できません。

当時の倫理観や道徳観に基づいて描かれたリアルな小説なのでしょうが、この小説が書かれたのは第二次大戦後のこと。
戦後にもなってこういう小説を平気で書ける人、書ける国って…
有色人種で東洋人で異教徒たる私にとってはどうにも居心地の悪さを感じる小説です。
なまじ面白いだけにたちが悪い。

それでも海の男たちが自然と格闘する部分には純粋に感銘を覚えます。
なんだかんだでシリーズ全巻読むことになるでしょう。
さらには他の時代、他の国に焦点をあてた海洋冒険小説も読んでみたいです。




贖罪のプラモ(3)

1/700 航空母艦『大鳳』(フジミ製)の製作の続きです。
製作は週末の日中に細々と続けています。
作り始めて3カ月経ちますがゴールはおろか折り返し点にも到達できてません。

ただでさえ空母は手間がかかるものですが、このフジミのキットは格別。
旧キットではない、いわゆる「特」シリーズを作るのはこれが初めてですが、とんでもなく手間がかかるキットです。
パーツ数は多く、パーツ同士の合いはあまりよくない。
素組みで仕上げるだけでも大変そうです。
そのうえ今回はエッチング&木甲板のフルコース。
辛い。辛いわ。



18102103.jpg

たとえば機銃ひとつとってもこんな感じです。



18102104.jpg

こ~んなちっちゃいパーツをせこせこと組んでいきます。



18102105.jpg
ただひたすらの苦行

ただ幸いな事に、『大鳳』のが手に入らず『信濃』で代用したエッチングパーツのほとんどはそのまま使えそうです。
(少々の違いには目をつぶろう)

そんな中、数少ない例外がこのパーツ。



18102101.jpg

傾斜煙突を支える構造物です。
キットのパーツ(左)はあまりにそっけなく、『信濃』のエッチングにもこのパーツはついてません。
プラ板にピンバイスで穴を開けまくって支え板を作りました(右)。




18102102.jpg

巨大な艦橋と煙突は『大鳳』最大のチャームポイント。
ここは手抜きせず頑張らないと。



18102106.jpg

艦尾部分は関西帝艦載艇がぎっしり。
軍艦プラモは好きですが艦載艇を作るのは大嫌いです!




18102107.jpg

どうせ外側だけしか見えないので内側の艦載艇は思い切り手抜きしました。
(大昔のウォーターラインのキットのを流用)
『大鳳』についてた艦載艇は出来がいいので、他のキットの目立つ部分に流用しちゃおうっと。
(とことんセコい人間です)

艦載艇だけじゃなく艦載機を作るのも大・大・大キライですが、さすがに空母を作るのに「飛行機は苦手」とか言ってられないでしょうね。



18102108.jpg

艦尾信号灯もキットの部品はイマイチ。
『信濃』エッチングにも入ってなかったので、適当に作りました。
『信濃』の信号灯ってどうなってるんだろ?



18102109.jpg

今回はあまりにも工程が多いので、全体を3つに分けて作ってます。
船体と甲板と艦橋。
それぞれをおおまかに作って塗装してから合体させるつもりです。
それがベストとは思わないけど、気が向いた時に気が向いた箇所を作り、少しでも製作を進めたいです。

「楽しい」より「苦しい」が多い今回の製作。
ですがなんとか完成までこぎつけたい。
いや、必ず完成させるぞ!

(続く)

プロフィール

雪山雪男

Author:雪山雪男
「艦これ」大好きな元「Answer×Answer」プレイヤー。
老眼と戦いながらプラモ作りに励んだり、気まぐれで小説を書いたりする日々です。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
リンク
カレンダー
10 | 2018/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
月別アーカイブ
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード