呉色よりなお淡く(2)

地元の映画館で『この世界の片隅に』のロードショーが終わる日が来ました。
好きな映画の上映が終わってしまうのはやはり残念。
そんな思いを胸に秘め、1/700「青葉」の建造を続けます。




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取説とは真逆に船体から先に作っていきます。
船体下部と上部を接着する前に、舷側の窓の穴を開け直しました。
下が開ける前、上が開けた後です。

それにしても細かなモールドです。
ハセガワの艦船キットは本当に久しぶりですが、繊細で神経質なまでのメーカー色は相変わらずだと思いました。



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今回は基本的に素組みでいくつもりです。気になる部分だけ手をいれる感じで。
しかし艦首部分のこの派手な段差は修正せざるを得ません。

他にも気になる部分がちらほら。
例えばフルハルモデルならではのスクリューやシャフトの部分。
取り付けてみると、なにやらシャフトが曲がってみえてみっともない。
どうやってもうまくいきません。



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よく見たら、パッケージ写真の見本も曲がってます。



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0.8mmの真鍮線を買ってきました。



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素組みとは何だったのか…

しかし手間はかかりますが、シャフトがまっすぐだと見栄えがいいです。
シャフトを真鍮色に塗らなくて済むのも、ええですね。



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このキットの最大の不満点はスクリューです。
わざわざ金属部品を使っているのですが、精度が見てのとおり。
これなら加工しやすいぶん、プラ部品のほうがマシです。
手間がかかるわりに数が売れないフルハルモデルの単価を上げざるを得ないのはわかるし、そのための金属パーツ使用なのでしょうが、それならシャフトの方を金属にしてほしかった。
(せめてプラ製スクリューの予備部品をつけてほしい)
どうせ金属を使うなら真鍮製にしてほしかったし。
どうにもこうにも、とんちんかんちん一休さんなキットです。


そんな不満もありますが、久しぶりに作る巡洋艦は楽しいです。
(重巡を組むのは「熊野」以来、実に23年ぶり)
映画に思いを馳せながら、エッチングパーツや工具も充実した中でプラモを作れる平和な時代に感謝したいと思います。

呉色よりなお淡く(1)

こんばんは。見てのとおりしばらくブログをサボってました。
とにかく何も書くネタを思いつきません。

こんな時はプラモを作るに限ります。
そんなわけで作ってみます。
いろいろ作りたいものはありますが、今回は

重巡洋艦 青葉 です!

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『この世界の片隅に』を見て以来、是非とも作りたかったフネです。
奮発してフルハルモデルを買いました。



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中身はぎっしり。



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エッチングパーツもついています。



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豪華なネームプレートもついています。
が、今回は事情により使えません使いません。



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取説に書いてある手順を無視して、まずは艦底の接着から始めました。
大きな部品から組んでいくというのがプラモ作りの原則だと思うので。
(手すり等エッチングをつけてから艦底を接着とか、恐ろしくて私にはできない)



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そういえば,かつて、

「青葉型とうちの船体はクリソツやで!」

とRJが言ってた気がするので、試しにやってみました。
全然違う。なんでや!?

ま、細かい事は気にせず、製作を進めたいと思います。
(もちろんマイペースで)

作りかけのアンプ

もう何時の事だか忘れましたが、このブログで作りかけの真空管アンプをとりあげました。
あれからどうなったかというと、まだ作りかけです。
製作をあきらめたわけではありません。
のんびり屋でものぐさなだけです。

製作の手が止まった要因は、真空管を温めるためのヒーター電源の確保でした。
今回使う真空管に必要なのは1.4Vですが、これがなかなか難しい。
というか面倒くさいので、安易にACアダプターを使うことにしました。
といっても1.4V出力のアダプターなど売ってないので、一般的な5Vを使用、それを降圧して使います。

降圧には「3端子レギュレータ」を使います。


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袋の中に入っててわかりにくいですが、「大和」の副砲みたいなのがそうです。

これと抵抗を組み合わせれば、欲しい電圧が手に入ります。
手に入る… はずですが、何度やってもうまくいきません。
何度目かの失敗の後、思い出しました。
「自分は計算が苦手だ」と。

抵抗を組み合わせるのはあきらめて、可変抵抗で調整することにしました。
どんどん楽な方に流されていく自分を感じます。



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アンプの裏側は今こんな感じです。
試行錯誤を繰り返したせいで、無駄な穴が沢山空いてます。

ようやく狙った電圧が出せるようになりました。
但し電圧は当初の目標の1.4Vでなく、倍の2.8Vにしました。
5Vを1.4Vにすると、その差だけ電力が熱になり無駄が出ます。
2.8Vなら、差が少ないぶん無駄も減ります。
ただ、真空管の接続を工夫しないといけません。



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実際に真空管を差して計ってみました。
うん、なんとか想定内。
少しだけ、完成に近づきました。


電子工作は苦手なので、少しずつやります。
今月中には鳴らせるようにしたいですが、ちゃんと鳴るかなあ…

このプラモの片隅に

映画『この世界の片隅に』。3回見ました。

「もうじゅうぶん」

と思いましたが、また禁断症状が出てきました。
世の中には「あまロス」という言葉があるらしいです。
私は『あまちゃん』見たことないんでよくわかりませんが、この症状はきっと同じです。

この症状の根本治療には、いずれ発売されるDVDを買うしかなさそうです。
しかしそれまでの間、私はどうやって過ごせばいいのか。
(そうそう映画館ばかり行ってられませんし)

何か代替になるものはないのか!?
そう。さしあたって私にできることは、この映画に登場する艦船のプラモを作ることでしょう。
そんなわけで作ってみました。
今回は艦名を明かしませんので、何を作っているのか当ててみてください。





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さて、これは「タグボートセット」。
ウォーターラインシリーズの隠れた名キットです。



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今回はこの中の「魚雷運搬船」をベースにします。



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不要な部分を削り、足りない部分を継ぎ足します。



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だんだんと上部構造物も組み上げていきます。



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ランナーを削って作った煙突をつけます。
どうやらフネらしくなってきました。



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真鍮線でマストを作り、エッチングバーツの手すりを取り付け。
高価なエッチングも、フネが小さいので存分に使えます。



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はい、もうお分かりですね。
作っていたのは「掃海特務艇第16号」でした!




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とにかくちっちゃいです。




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なにぶん資料が少ないので武装等細かい部分は間違ってるかもしれませんが、広い心で見てもらえればさいわいです。






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他の小型艦船と並べてみました。
左から、睦月型駆逐艦、鵜来型海防艦、13号型駆潜艇、そして掃海特務艇。
睦月が巨艦に見えます!




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これを晴美さんに見せて、
「ふーん」
と言われたいです。



ノロマだなあ

「自分はノロマだなあ」
つくづく思います。
プラモを作る時はいつもそう。
私より10倍、20倍手の速い弟が側にいるのでなおさらです。
そして今、真空管アンプを組んでいてやはりそう思います。
プラモと違って競う相手はいませんが。誰かと比較するまでもなく遅いです。

作り方がわからない、というわけではありません。
1から作るわけではなく、電源をACにするだけなので。
シャーシも交換しますが、回路は元の基盤を追いかけて真似ればいい。
新たに作る電源回路は比較的簡単なので自分でもなんとか作れます。
ともかく一歩ずつ前に進むだけです。




17012302.jpg

外観だけ見ればかなり仕上がってます。
といっても少々変則的ですが。

普通の真空管アンプは電源トランス1個と出力トランス2個、合計3つのトランスを積むのが普通です。
しかし今回は安上がりにすませるため、専用の電源トランスを使わず汎用品で済ませたので、そのぶん電源トランスが2つ必要になりました。
見てのとおり、お尻に小さなトランスがついてます。
100均で売ってた充電器をバラした中身を流用してます。
(こんなので大丈夫なのか)




いっぽうアンプの中身はこんな感じ

17012303.jpg

真空管ソケットや電子部品を取り付ける「ラグ板」を設置して、一見それらしく出来上がってるように見えますが。
実は「どこにどの部品をつけるか」まだ決めてません。
さしあたって電源部を組んでいきます。


少し具体的に言うと、真空管アンプには2種類の電源が必要です。
真空管を温めるヒーター用の「A電源」(今回は1.5V/300mA)。
音声信号を増幅しスピーカーを鳴らすための「B電源」(75V/30mA)。

ところが出来上がった電源部分に実際の電気を流して計測してみると、A電源が予定の電圧になってません。
どうやらトランスの性能がまるで足りてないみたいです。
うーむ、所詮は100均のおまけか。
左右それぞれにトランスをつければ動きそうですが、そんなトランスお化けみたいなアンプは作りたくありません。
仕方ないのでA電源にはACアダプタを使うことにします。
(また回路を考え直さないと)


知識も技量も不足していて、普段のプラモ作り以上に難航しています。
プラモと違い「やってもーた!」では済まないので、慎重にいきます。

「そうまでしなくても、買って済ませろよ」

我ながらそう思わなくもないですが… 
なんだかんだで好きなんですよね、作るのが。

プロフィール

雪山雪男

Author:雪山雪男
「艦これ」大好きな元「Answer×Answer」プレイヤー。
老眼と戦いながらプラモ作りに励んだり、気まぐれで小説を書いたりする日々です。

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