そして、「リリー・マルレーン」

MDアドバンスド大戦略・ドイツ面。
長く苦しい私の戦いは終わりを告げました。
一抹の寂しさが残ります。スタンダードでは、たとえ勝ってもご褒美画面などありませんし。
でもキャンペーンモードには、ほんのちょっぴりご褒美がありました。

昔ゲーム雑誌でこのゲームが紹介された時に「ドイツの敗北を追体験するゲーム」だの「滅びの美学」だの、褒めてるのかけなしてるのかわからん評価の最後に書かれてあったのが、
「勝って勝利のリリー・マルレーンを聞け!」
そのひとことに「うおおおおおっ!」と自分の中の漢が奮い立ったものです。
半年、1年、ひょっとしたらそれ以上のプレイ時間を費やしようやくたどり着いたエンディング。そして初めて聞いたリリー・マルレーン。
それだけにこの曲の感慨はひとしおでした。
それは勇ましい歌などではなく厭戦気分に満ちみちていました。あれだけ戦って勝ち取ったご褒美なのに。
これほど勝った気がしないゲームも珍しかったなあ。それがいいんだと思うけど。


ドイツで生まれ、敵味方の垣根を越えて前線の兵士たちに愛された歌、「リリー・マルレーン」。
戦いの最後の名残にもう一度、あの名曲を聞かせていただきましょう。
今回は、我がドイツの科学力の結晶たるボーカロイデ、ミク・ハトゥーネにも歌っていただく!



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(クリックすると歌ってくれる、かもしれません)


…お聞き苦しい歌をお聞かせしました。
(悪いのはミクさんではなく、拙い私の調教です)

ミクのなんちゃってドイツ語で苦笑してもらったあとは、お耳直しに素敵な素敵なこの歌声を聞いてくださいませ。





【MAD】ミーナさんじゅうはっさいの唄をオタカラ音源で【ストパン軍歌】

古今東西いろんな人が歌っている「リリー・マルレーン」ですが、この歌詞このアレンジそしてこの人の歌が、私は一番だと思います。

あらためてMD版アドバンスド大戦略を振り返る

数年ぶりにプレイしたメガドラ版アドバンスド大戦略。
心ゆくまで堪能しました。もうお腹いっぱい。
今回プレイ記を書いて思ったのは、
「なんとミスが多いのか」

プレイしている最中、そんな自覚はなかったです。
「長いブランクのわりに、よく兵器のスペックを覚えてるものだ」と自画自賛しながらプレイしてたくらい。
記録をつけると戦いを冷静に分析できますね。
普段は戦いに熱中してそんなヒマないですが、ブログに書く事で貴重で恥ずかしい記録が残りました。
敗因は何か。どうすればよかったか。分析は読んでくれた人におまかせします。
諸君、私の屍を越えて進め。
わしはもう引退しますけど。



実は途中から、実プレイに平行してリプレイしてました。
(リセットありで)
ハンブルク遷都直前からリプレイした結果…

・イギリス軍21stAG、2月21日降伏(実プレイ時、3月6日降伏)
・アメリカ軍、2月26日降伏(同3月6日壊滅)
・ベラルーシ方面軍、3月6日降伏(同3月15日降伏)
・チトーパルチザン、3月8日降伏(同3月21日壊滅)
・ウクライナ方面軍、3月9日壊滅
・イギリス軍15stAG、3月12日壊滅

という結果になりました。



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勝利時のご褒美画像(これだけです)。

全日晴天という信じがたい幸運と、パルチザンがウィーンを占領するという愚行のせいで楽勝でした。
(ウィーンを再占領すればパルチザン全滅でした)
そもそもリセット技を使うと使わないとでは全く別ゲームですね。

リセットなしの緊張感はハンパじゃないです。
一手、一手の重みが違います。
そして無論、史実にリセットはありません。
実際のドイツ最終局面ではゲームのさらに何倍もの敵軍が雲霞の如く押し寄せ、味方は補給もままならず、まして敵「首都」を落とすだけで敵の陣営が消滅するなどゲームの中だけの事。
無謀な戦いだったと言うほかありません。ドイツが、そして日本が、そんな破滅の道を自ら選んだのは何故か。
(私には未だに理解できません)
戦争にはそれほど抗し難い魅力があるという事でしょうか。ミリタリーマニアとしてその魅力はわかっているだけに、複雑な気持ちです。

MD版アドバンスド大戦略は、この手の戦略シミュレーションの最高峰だと思います。そして戦争の再現度がすぐれているだけに、たとえゲームをクリアしても残るのは疲労感と虚しさばかり。
戦いのかっこ良さと悲惨さを同時に体験できる希有のゲームといえるかもしれません。
最後に、
プレイした自分だからこそ言わせてください。

人の人生を平気で食い潰すこのゲームこそ、
糞ゲーの中の糞ゲーであると!

懐かしの戦場へ(20)

MD版アドバンスド大戦略・スタンダードでドイツ面。
いよいよ最終日です。

攻略すべき陣営はあと2つ。
(ウクライナ方面軍、イタリア方面の英軍15thAG)
そして残る首都は各2つ。
・ウィーン(耐久度100)
・?(耐久度250)
・ミラノ(耐久度200程度)
・ローマ?(耐久度250)

それぞれの首都に爆撃機等を派遣しました。

ウィーンには、大破したV-1と動員兵。
ウクライナ生産首都にはV-1と爆撃機Ju188。
ミラノにはV-1を2部隊。
ローマ(?)にはV-1とJu188。

V-1の爆撃力は100前後。Ju188の負担が大きい。
それでも現有戦力ではこれがせいいっぱいです。
4つの首都の敵を全て排除し、なおかつ爆撃が成功すれば奇跡的に勝利できます。全てがうまくいけば。
天候に恵まれるのが最低条件ですが。
そしていよいよ、運命の日を迎えます。



1945年3月22日


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……
………
なんとあっけない終わり方でしょうか。
終始そっぽを向いていた勝利の女神に、最後は箒で掃き出されるようなこの仕打ち。
残念です。

敗北が決まった以上、継戦は無意味。
全軍に撤退を命じました。
しかし限界を超え戦い、帰還する燃料もないMe163たちはバタバタと落ちていきます。
我が分身たちよ、済まぬ。
そして勝利を信じて戦ってくれた戦友たちよ。
みんな、ご苦労だった。


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この画面は初めて見ました。


こうして最後の戦いはあっけなく終わりました。
たとえ晴れたところで勝利の見込みはなかったでしょうが。


リセットして晴れの場合をシミュレートしたところ…

ミラノは工作車を全滅させV-1の2発で沈黙。
ローマは、なんとガラ空きでした!
V-1&Ju188で爆撃しましたが耐久度を220しか削れず、敵壊滅には至りませんでした。

ウクライナ生産首都は完全に守りを固められ、首都にたどり着けたのが1部隊では攻略などかなわず。
やはり手薄な時に侵攻しておくべきだったか。
そしてウィーンのスターリン戦車は…


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歩兵、輸送機、兵士を搭載した列車で誘惑したのに身じろぎもしませんでした。
司令自ら女装してまで気を引いたのに。
「その女装がいけなかったのでは?」
「なにを言うか、お前たちの歌がまずかったのだ」
いや、ここは敵の車長の真の勇気、そして敵司令官の統率力に敬意を評したいところです。

「せめてあと2日ほしかった」
その2日間を前半で稼げなかった。それが敗因でしょう。
ともあれ長い戦いがようやく終わりました。
たった1面にこれだけ時間がかかるとは。
長たらしいプレイ記を読んでいただいた皆さん、お付き合いいただきありがとうございました。
プレイ記はこれで終わりですが、後日、プレイの感想等を書いてみたいと思います。

懐かしの戦場へ(19)

MD版アドバンスド大戦略・スタンダードでドイツ面の続きです。
やっと終わりが見えてきました。
残念ながら、どうやらバッドエンドですが。


今回のプレイ、何度絶望感に襲われたことか。
しかし今回のは格別です。

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イタリア方面のイギリス軍がミラノを修復。
新たなこの攻略目標をどう落とせばいいのか。
残された時間はあと3日です。

困った時は一晩寝たら良いアイデアが浮かぶもの。
しかし今回ばかりは寝ても覚めても名案は浮かばず。
索敵外ながら私には、今もせっせと働く工作車の姿が手にとるようにわかります。
日々耐久度は上がり状況は悪化の一途。
これを排除するには攻撃機が最低でも2部隊、いや3部隊。さらにV-1と爆撃機も必要です。
ウクライナとイタリアの本拠地、パルチザン掃討も同時進行を迫られる現状ではどう考えても手駒が足りません。



1945年3月20日
(曇り)

既に負けのみえた戦いです。なのに、
「なぜ戦うのか」
60年前のドイツ兵たちも同じことを考え、そして死んでいった事でしょう。
彼らへの慰めの言葉を私は知りません。
それでもなお終戦の日まで戦い続けます。



この日も曇りなので攻勢はかけられません。
爆撃はできるのでウクライナ東端の首都を叩きました。
敵機に遭遇しないか冷や汗ものながら無事任務完了。
ウクライナの残る首都はあと2つ。


生産首都に偵察機を出しました。

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ああ、今この瞬間が晴ならば。

攻撃機で囲むことも考えましたが、下手に刺激して対空戦車を作られてはかなわんので遠巻きにしました。
(この首都、どこの都市なんだろ?)


いっぽうウィーンはスターリン戦車が陣取ったまま。
軽戦車等のおとりで奴の気を引きます。出てきてくれなきゃ困る。


イタリア方面へもMe109、Ta152、Me262、Me410、Ju188といった混成部隊を向かわせています。
V-1も2部隊、後に続きます。
自軍の生産空港でもV-1を生産。距離と時間から考えて、これが前線にたどり着く最後の部隊でしょう。
こいつが黄色い首都に一矢報いる事を期待します。



1945年3月21日
(晴)

ああ、晴れた。我が願いは通じたのか。
よし、この日に全てを賭ける!!

全軍での攻略を指令しようとした矢先、信じられない報告が入ってきました。
「我が方のV-1部隊が攻撃を受け、ほぼ壊滅」
馬鹿な!? ちゃんと索敵外に置いたはずだぞ。


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違う。あの右上の兵士は味方じゃない。敵だ!
くそう、パルチザンめ!!
何度あいつらに煮え湯を飲まされたことか。もう許せん!!
「爆撃機に指令、パルチザン本拠地を壊滅させろ!」
「し、しかし本拠地の場所がわかりません…」
「構わん、しらみ潰しに叩け!!」


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パルチザンの拠点を爆撃すれば敵は全滅します。
しかし本拠地は目視では確認できません。
20数年前の記憶を頼りに、ここと思う地点を叩きました。

勘は奇跡的に冴え、長年我々を苦しめたパルチザンどもは雲散霧消しました。

3月21日 チトーパルチザン壊滅

「こことわかっていればもっと早く叩いたのに」
喜びよりも後悔がつのります。
とはいえ朗報ではあります。感情で戦っては勝てない戦場ですが、珍しく怒りに駆られた行動が功を奏しました。

しかし…
パルチザンの悪夢はまだ終わっていなかった。


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味方が補給に立ち寄った都市も空港も白くなってる。
ここもパルチザンが占領してたのか!
長引く戦いで思考が衰えたか、こんなブービートラップにひっかかるとは!?
パンテルの燃料は0。完全に立ち往生。
そしてMe163の燃料は2。あとは墜落するのみ。
滅びてもなお我が軍の足を引っ張るとは、
ええい、パルチザンめ!!



苦々しい思いながら気を取り直し、主戦場のウクライナに目を向けます。
が、ここでも楽はできそうにありません。
ウクライナの司令官は馬鹿ではなかった。


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敵の生産首都に居座るのはあの対空戦車、ZSU-37。
攻撃機3部隊でこいつを落とせるか!?

蛮勇でなんとかなる戦いでないことはわかってます。
涙を呑んで、もう一日待機です。
燃料は尽きかけていますが、もう心配はいりません。明日の攻略に失敗すれば帰る祖国がなくなるのですから。


いっぽうウィーンの「あいつ」は完全引きこもりモード。

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首都のスターリン戦車は倒せません。絶対。

「この臆病者!」
「それでも男か!」
「冬眠ばかり得意なロシアのクマめ!!」

拡声器でヤジをとばし相手を誘いますが効果なし。
何かよい方法はないのか。
「司令、同盟国日本にはとっておきの方法があるとか」
なんでもその昔、機嫌を損ね閉じ籠もった神様をおもしろおかしい歌と踊りで外におびきだした逸話があるという。
「それだ! さっそく用意をしろ」
そうして「アマノイワト」作戦は実行されました。
おとりの歌姫には…
「私が女装しよう」「え~っ」
敗北の責任をこんな形で取ろうとは。だがよい死に場所を得た。
複雑な表情の部下を尻目に、自ら草原に降り立ちます。
「司令、私たちも共に踊ります!」
「そうか… すまない」
「折よく日本から輸入されたレコードを見つけました」
「よし、それをかけるんだ。ビールも持って来い、皆で派手にやろうじゃないか」
そうして我々は日本の歌に合わせて歌い踊りました。


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~マドのサンサも デデレコデン
ハレのサンサも デデレコデン~

うーむ、言葉の意味はよくわからんがオリエントな魔術が我等に力をくれる気がしてきたぞ。



司令官が女装で踊っている間、イタリア方面攻略軍も頑張っていました。


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そう、あのミラノに攻略部隊が到着したのです。
幸い、もうひとつの首都(ローマ?)との距離が近く、この部隊は明日も使い回しできます。
工作車が耐久度を上げてるこっちの方が危険度が高いので、先に叩きます。
エリートMe262は敵のスピットを潰しにいきましたが、工作車の全滅を優先させたほうがよかったかなあ。


兵士に疲れはみえますが、やるだけやりました。
理論上、勝てる可能性はほんのわずかに残ってます。
全ての強運が味方することを祈ります。
翌日はいよいよ攻略期限の日です。

懐かしの戦場へ(18)

風邪などでひどく間が開きましたが、MD版アドバンスド大戦略・スタンダードでドイツ面の続きです。


1945年3月17日
(雪)

タイムリミットが迫る中、ウクライナ攻略を急ぎます。
ウクライナの首都は実に4つ。
最奥(東)の首都は既に爆撃機で攻略開始中。
(この日は雪で無理ですが)
V-1の浪費を避け、爆撃機に頑張ってもらいます。ソ連軍の戦闘機の性能は米英に比べて低いうえ生産空港はひとつきりで数も少なく、護衛機をつければなんとかなるでしょう。

一番西の首都は、陸軍に落としてほしい。
兵器を満載した列車がハンブルクから大挙してます。ミュンヘンを守っていたヤクトティーガーも牛歩で南下開始。
役にたつかはともかく、守護神の雄姿に兵士の士気は上がるでしょう。

真ん中の2つの首都攻略はその後の話です。



今一番派手にやってるのは、イタリア方面軍に修復された首都の攻防戦。


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耐久度を上げられるとやっかいなので早めに叩くべし。
そして一番気になるミラノが修復されないことをただ祈り、戦いを続けます。



1945年3月18日
(雪)

主力の空軍が空港に羽を休める日が続きます。
そして陸軍の歩みは亀のよう。
時間は刻々と過ぎるのに。


13021602.jpg

敵戦車はパンテルが、その他の敵はⅣ号が叩く。
「モスクワの守護神」T-34も、今のパンテルの敵ではありません。スターリン戦車は恐るべき敵ですが、あらかた始末してもう現れないでしょう。
(そう願いたい)
むしろ怖いのは燃料切れ、そして弾薬不足。
補給部隊(馬車!)は進撃に間に合いません。
都市を占領して補給に使いたいところですが、攻略が遅れたせいで周りの敵都市は全て耐久度MAX。取るのはひと苦労です。



1945年3月19日
(晴)

やっと天候に恵まれました。今日が勝負の時です。
偵察機が敵首都ブダペスト近郊を撮影。

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首都に陣取るのはT-34。チャンスです!
後から取る気でしたが、今やるしかない!
よ~し、行け、シュトゥーカ部隊!!


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制空権のない戦いが続いたので、このシュトゥーカは初陣同然。戦果はそれなりです。 
Me410部隊も惜しげなく続々投入、遂にT-34を全滅させました。
仕上げは例によってV-1。
4つの首都のひとつをようやく落としました。
しかし安心するにはほど遠い。

だって、これ見てくださいよ。


13021604.jpg

ウィーン攻略部隊が敵の首都上に見たものは…
悪魔の化身、スターリン戦車です。
まだ生き残りがいたなんて。
それも一番いて欲しくない場所に!

首都に籠もったこの戦車(経験値MAX!)を全滅させるのは、はっきり言って不可能です
ええ、たとえシュトゥーカでも無理でしょう。
(ルーデル大佐ならともかく)

ここは力押しを諦め、向こうからお出まし願いましょう。近郊におとりを置き、相手の出方を待ちます。
まさに時間との戦いだ。


しかし、です。
それすら可愛く思えるカタルシスが待っていました。
これです。



13021605.jpg
ここはミラノ。

その首都は修復され黄色く色づいています。
場所は敵地の奥深く、侵攻は難儀を究めます。
ああ…
プロフィール

雪山雪男

Author:雪山雪男
「艦これ」大好きな元「Answer×Answer」プレイヤー。
老眼と戦いながらプラモ作りに励んだり、気まぐれで小説を書いたりする日々です。

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