恒例のあれ

エトワ-ル☆です。
週末は鈴鹿に行ってくるのでブログはその間お休みいたします。
では、行ってきます!

遂にこの日が…

エトワ-ル☆提督です。
「艦これ」の近況を語りますであります。

恐れていたというかなんというか。
遂にこの日が来てしまいました。



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資源カンスト

もちろん、ないよりはあるほうがいいのです。
が、「頑張って貯めなきゃ」というモチベーションは下がってしまいますね。
いっそ夏イベまで長期休暇をとってもいいのですが、提督業が長くなると「艦これ」やってないと落ち着かないので(完全に廃人職業軍人)。

せっかく資源が余ったんだから、これでもやりましょうか。



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明石さんにせかされるように、久々の大型艦建造

といっても大型艦建造で欲しいものといえば2隻目のしおいちゃんくらい。
レシピ通り回してみましたが41cm砲がもらえただけでしたw
やっぱ、他にやるべき事があると思う。


そういえば最近3-5ボスで「風雲」がもらえるようになったと聞いたので、ウィークリー任務の北方海域を敢えて3-5に行きました。
資源の浪費にはもってこいかも。



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浪費する前に風雲ちゃんが来てくれたよ!
(いい子だ)

風雲、欲しかったんですよ。
演習の時、相手艦隊の風雲の中破絵がなぜかボンバーマンの敵の顔に見えてしまい、それがずうっとうらやましかったんで。



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風雲中破

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ボンバーマンの敵

…あんまり似てませんでした。



気を取り直して、なおも資源の散財に挑みます。
ここはひとつ、まだ挑んでいない任務にチャレンジしましょう。
そう、数ある任務の中でも最難関、

海上突入部隊、進発せよ!

「比叡」「霧島」「長良」「暁」「雷」「電」の6隻で5-1のボスにS勝利。
制空権を放棄した編成で敵の機動部隊に突っ込むのです。
道中支援/ボス支援は必須。そのうえ羅針盤が大暴れしてボス到達率が低い。
資源の無駄使いにはもってこいです。



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5-1そのものの難易度はさほど高くないものの、この任務はメンバー固定。うち3隻はかよわい駆逐艦です。
そのぶん支援には大和型、飛龍、蒼龍その他をてんこ盛りにして送り出します。
さあみんな、いってらっしゃい!



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…おかえりなさい
(まあ、こんなもんだ)

夏イベまでは、地道にこんな事を続けたいと思います。

Uちゃんを組む(おまけ)

先日作ったUちゃん(U-511)、作ったのはいいですが、手頃なケースがありません。
普段作ってる1/700の駆逐艦とかなら100円ショップでケースを買えば済むのですが、この大きさ(40cm弱)になるとプラモデル専用のケースを買うことになり、値段もそれなりに高くなります。
といってケースなしでは埃がたまってしまいます。

というわけで今回はケースも自作してみました。




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この時のため、B4版の透明アクリル板(0.4mm厚)を買っておいたのだ。

土台は家にあった板きれ。適当な大きさに切断してニスを塗りました。
土台にはドリルで穴を空けてナットを埋め込み瞬間接着剤を流し込んで固定させました。
で、アクリル板をネジ止め。
両脇は、張り線用に買った釣り糸のパッケージの透明プラスチック部分を流用しました。

というわけでコストは格安ですが結構手間がかかったので、自作のメリットがあるかどうか微妙です。



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ネームプレートは、プラモのランナーのものを流用。


段々と作ったプラモの数が増え、部屋を圧迫し始めました。
ガラス張りのショーケースとか、欲しくなってきますね。
でも地震国に住んでると思うと、怖くて買えない…

Uちゃんを組む(7)

ニチモのUボートⅨC「U-511」、いよいよ完成です。

そうそう、前回は
「スクリューのシャフトを金色に塗り忘れた~」
とか慌ててたんですが、
その後塗ったんですが、

塗らなくてもよかった

というか

Uボートのシャフトの色はらしい

日本海軍が金色だから同じ色と思ったのですが、フルハルキットの経験値不足がモロに出てしまいました。
(結局金色のまま放置)


あと、2基の20mm機銃のうち1丁は、完成間際に触ってたら「バチッ」というもの凄い音を立ててどこかに消えてしまいました。
部屋中探したんですが見つからず。どうやら私の体内の反物質と反応して対消滅を起こしたみたいです。
やむなく予備部品の37mm機銃で代用しました。
(皆さん、寝起きでプラモを触るのはやめましょう)

最後に0.8号の釣り糸で張り線をして、U-511完成です。



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(クリックで拡大)



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(クリックで拡大)



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(クリックで拡大)


張り線を張る前の写真も載せておきます。



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(クリックで拡大)



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(クリックで拡大)



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(クリックで拡大)



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(クリックで拡大)



プラモを作ったからといって、沈めてしまったUちゃんが戻ってくることはないのですが(Uちゃん、ごめんね)。
でも、おかげでUちゃんのかっこよさを再認識でき、あわせて大スケールキットの魅力も知ることができました。

大きなプラモ、たまにはいいですね。
…飾るの大変ですが。


「まほろさんファースト」(1)

先日は『コメットさん☆』のパロディ小説を書いてみました。
この際なので、以前書こうとしていた『まほろまてぃっく』の書きかけ小説も、この場を借りて書いてしまおうと思います。
すみませんが、またお付き合い下さい。

タイトルは「まほろさんファースト」です。
それではよろしくお願いいたします。





 暗くて狭い艦内通路のその奥に、私がまだ足を踏み入れたことのない部屋がある。
 誰が書いたか、お世辞にも上手いといえない筆跡で「司令公室」と慎ましく掲げられたプレートがなければ、見過ごしてしまいそうなドアの前。
 いつも気になっていたそのドアの前に、私は立っている。
 きっと、いくぶん緊張した面持ちで。
 まだ着慣れない制服のオレンジ色のネクタイをもう一度締め直し、ついてもいない肩の埃を払い、それから小さく息を整えて、私はドアをノックした。

「V-1046Rまほろ、ただいま参りました」

 直立不動で耳を澄ます。
 返事はない。
 私はもう一度、いくぶん強くドアをノックする。

「美里司令。郡司技術官からお預かりした書類を、お届けにあがりました」

 やはり返事はない。私に装備されている高性能対人センサーも、中に人の気配がないことを告げている。

「失礼します」

 ノブに手をかけると、ドアはあっけなく開いた。

(司令公室に鍵がかかっていないなんて……)

 規律よりも好奇心が、つい先に立つ。
 私は通路の左右を見回して誰も人がいないのを確かめ、誘われるように中に足を踏み入れた。
 丸窓から差すはずの日差しさえない、真っ暗闇の室内。部屋に染みついた、むせるような煙草の匂いが不機嫌そうに私を出迎える。足元に何か柔らかいものが当たり、ゴソゴソと音をたてる。
 何やら嫌な予感にさいなまれながら、私は手さぐりで壁のスイッチをつけた。

(ああ…… なんてことでしょう)

 目の前に現れたのは、ただ一面の無秩序だった。
 本棚はもちろん、艦内には不似合いな木製の机の上から下から床の上に至るまで、およそ無造作に積まれた本と書類の山。
 わずかに残った床面を埋め尽くすのは、内容不明のビニール袋の花畑。
 文字通り足の踏み場もない部屋にかろうじて確保された来客用ソファの上には、小汚い毛布と広げられたままの雑誌。床に直置きした灰皿には吸殻のピラミッドが、テーブルの上には食べ散らかしたカップ麺の容器が積みあがっていた。
 そう、それはあたかも混沌という名の暴力。

(こんな事って……)

 これはかりそめにも戦闘艦艇にあってはならぬ光景。
 まして、そこが司令公室であればなおの事。
 信じたくない光景を目の前にして、私は自分の中に内なる闘志がふつふつと沸き立つのを感じていた。
 そうです。私は常に心正しく清らかなアンドロイド。
 この状況を黙って見過ごせる、そんな私であってはならないのです。
 たとえその人がヴェスパー司令その人であろうとも。いいえ、司令だからこそ!
 私は目を閉じ、口を真一文字に結んだ。

(こうなったら、徹底的に……)

 そして目を見開き、決意の拳を突き上げ、私は高らかに宣言した。

「やってやりまっしょい!」



 長い間閉め切っていたに違いない丸窓を、きしんだ音をたてて開け放つ。心地よい潮風が日差しを連れてやってきて、息をするのもはばかられた空気を一掃し部屋を優しく満たしていく。
 ようやく聞こえてきた穏やかな波の音に私の心も安らいだ。窓枠についた埃を階下で借りた雑巾でキュキュッと小気味よい音を立てて拭き取っていく。
 陸が近いのだろうか、海鳥のつがいが窓の外の真ん丸の風景を真一文字に横切っていった。
 腕まくりした手の甲で額の汗を拭い、見違えるようになった部屋を見渡して、私はようやく満足の笑みを浮かべる。
 そして、少なからぬ落胆も。

(司令がこれほどぞんざいな方だったなんて……)

 『敏腕司令官』、『切れ者』、『人徳者』……
 まだ見ぬ司令に噂だけで抱いてきた憧れが、ガラガラと音をたてて崩れていく。
 人の噂ほどアテにならないものはない、と誰かがおっしゃってましたが、まったくその通りです。
 不満のぶつけどころに困った私が、なおも家具の隙間に埃という名の敵を求めていると、リノリウム張りの廊下に足音が響いてきた。
 およそ戦闘艦内らしからぬのんびりした歩調に、

(さては新米の新聞記者さんでも乗り込んだのでしょうか)

 などと想像を巡らせて顔を上げると、開け放したドアの前に見知らぬ男の人が立っていた。

「こ、これは!?」

 よれよれのシャツに野良ズボンという、畑から戻ってきたようないでたちのそのおじさんは、様変わりした部屋を目にして、バケツを片手に持ったまま口をポカンとあけていた。

「あ、ご苦労さまです。お掃除、手伝いに来てくださったんですね」

 私は立ち上がり、ペコリとお辞儀する。

「もうあらかた終えてしまいましたが…… でも替えのお水、助かります。なにしろこの部屋ときたらサッと一拭きしただけでこれこの通り……」

 私は笑顔でおじさんのバケツを受け取りながら、はた、と気づく。
 こんなところに用務員のおじさんなんていましたっけ? 恵比寿の本部じゃあるまいし。
 その時、バケツの中で何かがバシャリと跳ねた。

「はて?」

 バケツをのぞき込んだ私は、おじさんと同じようにポカンと口をあけた。

 跳ねている。
 お魚さんが。
 バケツの中で。

 そしてよくよく見れば、おじさんがもう片方の手に持っているのはモップでも箒でもなく、それはどうみても釣り竿だった。

「随分、綺麗になったものだね」

 口をあんぐり開けた私をよそに、おじさんは部屋を眺めて微笑んだ。

「はい」

 偉業を称えてくれたおじさんに、私は満面の笑みを浮かべる。

「一時は挫折しかけましたが、人間やればできるものです」

 自慢げな私の口調にも気づかぬ様子で、おじさんは窓から差す西日に目を細めた。

「やあ、きれいな夕日だ」

 そうつぶやくおじさんの横顔は、なぜか寂しげだ。

「どうか、されましたか?」

 顔をのぞきこむようにそう尋ねる。

「うん、この後の会議で使う資料がね……」

 変わり果てた部屋に視線を移し、おじさんは途方に暮れる。

「十九時からの定例会議の資料でしたら」

 私は間髪入れず答える。

「郡司技術官からお預かりしたファイルと共に、机中央の引き出しの一番上に入れておきました」

 そう言って私はテキパキと資料を取り出した。

「右の四つの引き出しには、上から優先度の高い順に資料を納めました。基礎資料は背もたれ側の本棚、一般書物はソファの向こうの棚です」

 説明と共に私は机の上のメモを差し出す。

「書類の所在はこれにまとめましたのでご閲覧下さい。ご希望であれば後日データ化してお持ちします。また、お呼びいただければその都度私が説明いたしますので……」

 矢継ぎ早にそこまでまくしたて、

「あ……」

 その時ようやく、私は目の前の人が誰なのか気づいた。

「ひょっとして…… 美里司令、ですか!?」

 おじさんは、いや司令はこらえきれない様子で、

「ふふふ…… ははははっ!」

 日焼けした顔に白い歯を見せてひとしきり笑った。

「初めまして、まほろ。会いたかったよ」

 いささか面食らった私はしどろもどろに返事する。

「は、初めまして」
「どうやら噂に聞いていた通りだな」

 まだ笑い足りないというふうに司令は目を細める。

「噂!? どういう事でしょう?」
「大門君や郡司君らからいろいろとね。なに、悪い噂じゃあないよ…… ああ、すまない」

 デスクに腰掛ける司令が、だらしなく机の脇に立てかけようとする釣り竿を、私は取り上げ、塩気を拭いてロッカーにしまいこむ。

「テキパキと働き、よく気がきくともっぱらの噂だよ」
「それだけでしょうか」

 私は司令に疑いの視線を投げかける。

「というと?」
「私のことを、その、説教が長いだの、なんでも形から入るだの、融通が効かない石頭だの……」
「ははははっ」
「笑いごとではありません」
「いや聞いてないよ、そういうことは」

 書類に目を通す司令の目はまだ笑っている。

「失礼ですが」

 おかげで言うつもりのないグチがつい口をついた。

「司令は、かねがね伺っていた噂とは、随分違うようです」
「と、いうと?」

 司令に目で催促され、私は言葉を続ける。

「あのように部屋を散らかされては、探し物ひとつにも貴重な時間をとられますでしょうし、有事の際にも危険かと思います」

 『だらしない』とはさすがに言えず、オブラートに包んだ言葉で意見する。

「まほろの言う通りだな。気をつけるとしよう」

 不承不承という感じで司令が頷く。

「キーもロックせず司令公室を離れるのも、いかがなものかと」
「気をつけよう」
「それから、もうひとつ……」

 そう言って私はつかつかとソファに歩み寄ると腰を屈めた。
 それを見た司令の顔がサ~ッと青ざめる。
 私はソファの下からずっしりとした雑誌の束を取り出し、ドスンとテーブルに置いた。

「そ、それは……」

 司令はくわえかけた煙草を取り落とす。
 私は、肌も露わな美女たちが表紙を飾る雑誌の束にドンと手をつき、我ながら凍るような声で言った。

「司令。えっちなのはいけないと思います」

(続く)



前回は見切り発車で書き始めて苦労したので、今回は全部書いてからここに載せるつもりでした。
が、『まほろ』の原作を読み直してたら、今日7月20日は美里司令の命日ではないですか。
なので今日から始めました。
またしても見切り発車でw

今度はなるだけドタバタせず、できれば週一ペースで書ければ… いい、なあ……

ぷらねっとき~ぱ~終了

久し振りにブラウザゲームの「ぷらねっとき~ぱ~」をやろうとしたら、こんなことになってました。



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今月の末あたりにサービス終了との事です。
うーん。
残念というより「まあ仕方ないな」。
なにしろプレイしてる人が少ないですから。一週間放置してもランキングが下がらないくらいに。
運営も最近は新イベントとかやってくれなかったし。



「ぷらねっとき~ぱ~」は、つくづく惜しいゲームだったと思います。


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人類が汚染して放棄した惑星を、配下のロボットに指示して綺麗にしていくという一風変わったゲームで、アイデアは素晴らしい。
が、実際にやってみると単調なんですね。

プレイヤーのレベルが上がると敵が攻撃してきたりいろんな障害が増えては来るんですが、どの惑星も同じ状況で同じように処理していくだけ。
(どの惑星も植える穀物は「米」一択だったり)

個々の惑星って本来、全然違うものじゃないですか。
極寒の地だったり灼熱地獄だったり、重力が弱い星、強い星、水の惑星、砂漠の惑星、森の惑星…
状況に応じて対応策は変わるはずで、そういうバリエーションを楽しみたかったのですが。

その他の要素にもゲームの自由度が少なくて残念でした。
基本的に平和なゲームですが、放棄されたゴーストタウンには遺棄されたロボットがいてそれを排除したり、レベルが上がるとまだ残ってる人類に攻撃をしかけたり(!)します。
そこを戦わずに協力できるとか、共存するとか、タッグを組んでよその惑星に乗り込むとか、そういう選択肢を増やしてほしかった。
惑星に派遣されて事務的に作業をこなすんじゃなくて、私はもっと冒険したいんですよ。自分の手で切り開きたいんです。

このゲームに求めていたものは、最初に「大航海時代」をプレイしたときのあのワクワク感。
このゲームはそれと同じ、いやそれ以上の可能性を持っていたと思うんですが、それが花開かず残念です。


最近はゲーム漬けなので、このゲームの終了は時間的にはありがたいんですけど、でもやっぱり残念。
特に最後のイベント「自分の宇宙船の色を塗り替える」が、ペンキの入手が難しすぎて一度も塗れなかったのが心残りです。

魔性の女かも

先日アップした『コメットさん☆』の小説を書くにあたっては、いろいろな本やマンガを読みました。
(鎌倉時代の有名人物を登場させたので)

せっかくなのでこの場を借りて、その中から特に気に入った何冊かを紹介したいと思います。


最初は図書館で資料をやみくもに調べました。
行き着いた本が「吾妻鏡」という記録書でした。
(「Answer×Answer」に出てくる「四鏡」みたいなものでしょうか)
想像通り読みづらい本だったので、ほんの少しつまみ食いしただけ。
その後は永井路子さんをはじめ現代の人が書いた鎌倉時代の本を訪ねていきました。

そして出会ったのが倉本由布さんの小説です。



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私は倉本さんの本を4冊持ってますが、どれも歴史上の人物が等身大で描かれていて感情移入しやすいです。
特に好きなのは『夢鏡』と『海に眠る』の2冊。もう何度も読みました。
一番上の『こどもちゃんねる』という本は先々週に買ったばかりですが、ちょっと怖い話ですね。


そして倉本さんの小説と同じくらいお気に入りなのがこのマンガ。



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藤野もやむさんの『あの日見た桜』『ひとさきの花』。
どちらの作品も大姫と義高への愛に満ち満ちていて、読んでて息がつまりそう。
それだけではなく頼朝や政子も善人に描かれていて、だからこそ余計に切なくなるのですが…
どちらがいいというより、両方大好きです。



鎌倉を舞台にした一連の作品を読んで気づくのは、誰も頼朝を悪人として書いていない事です。といって義経が悪人に描かれているわけでもありません。
自分は漠然と「頼朝=悪人、義経=善人」というイメージを持ってましたが、これらの本やマンガを読んだ今は、善とか悪ではなく「頼朝=大人、義経=子供」という認識を持つようになりました。
頼朝の妻の政子も「尼将軍」という男まさりのイメージからはほど遠く、当時としては異例なほど自分の思いに正直に生きようとした魅力的な人に思えます。まるで少女マンガのヒロインみたい。


そして倉本由布さん、藤野もやむさんのお二人に共通していえるのは、大姫&義高への思いの深さ。
倉本さんは大姫と義高がメインの本が(私の知ってるだけで)4冊もあるんですよ。そこまでこだわらないでしょ普通。
一方のもやむさん(現在は「桑佳あさ」名義で描いておられます)も、いまだに手書きブログに大姫、義高のイラストを載せてます。
(大姫のイラスト、うちのPCの壁紙に使わせてもらってます☆)

そう思うと、一見愛らしい大姫も、いったん関わった人間を捕らえて離さない「魔性の女」なのかもしれない… なんて思ってしまいます。


ところで私は『思い出食堂』というグルメ雑誌をちょくちょく読むのですが(たかなししずえさん目当てで)、その執筆陣の中に桑佳あささんもいるんですよ!
もちろん面白いんですが、

大姫&義高が巡る鎌倉グルメ旅

とか描いてくれないかなあ。くれたらいいのになあ。


あ、あと大姫がらみでいえば、北崎拓という人が『ますらお 秘本義経記 大姫哀想歌』というマンガを描いてるんですが、ヤングキングという掲載誌からしても、ごつい絵柄からしても(ゲッターロボ號の人かと思った)、私の求めてる大姫像とは全然違うものに出会いそうで、興味はあるんですがちょっと読むのを躊躇しています。
(とても面白そうなんですけどね)

Uちゃんを組む(6)

今はなきニチモの名キット、1/200 UボートⅨC型「U-511」の製作、その6回目です。
組み立てと塗装は概ね済み、今はこんな感じです。



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う~ん。実にいい腕前キットです。
あとは汚しをすればほぼ完成ですが…
これを汚すなんてもったいない。
なんか「汚し」という字面のせいか、どうもやる気が起きません。
でも沈めてしまったUちゃんのためにも頑張らないと!



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エナメル塗料を専用のシンナーで薄めて塗ります。
これが乾いたら、綿棒を専用シンナーで湿らせて不要な部分を拭き取っていきます。
その際、艦船模型の場合は上から下に拭き取っていくと、水垢やサビの雰囲気が出ます。

…という基礎知識を頭に入れてやってみました。
緊張してやってたせいか、その間の写真がほとんど残ってないので上手く説明できませんが、もっと上手い人のブログを見て参考にしてください。



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汚しではないですが、ディテールアップした大砲のハンドル部を黒く塗りました。



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写真じゃうまく伝わりませんが、1時間ほどの格闘の末、汚しを終えました。
(なんか凄く集中してやってた)
一番辛い部分を終えてホッとしました。
張り線はまだですが、それ以外は完成といっていいよね!?



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ん?
なんでスクリューがこんなところに干してあるんだ!?

まあ、あるよね。こういう事も。
そういえばスクリューもだけど、スクリューのシャフトってちゃんと金色に塗ったっけ!?



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ひ~っ!
(続く)

15年経った今『コメットさん☆』を語る

先日書き終えた『コメットさん☆』のSS(だかパロディ小説だか二次創作だかなんだか)を書くにあたっては、DVD全43話をもう一度見直しました。
せっかくなのでこの機会に、放映開始から15年目の『コメットさん☆』を、改めてざっくり振り返りたいと思います。



本放映時(17話あたりから見始めた)には自分はこのアニメにのめり込みすぎて、特に後半は冷静に見れませんでした。
(39話「サンタビトになりたい」は涙なしに見れなかったし、最終話なんかミイラになりそうなくらい泣きっぱなしでした)

15年経つとさすがに冷静に見れました。
そんな冷静な気持で見ても、前半19話あたりまでは「完璧」だと言わざるを得ません。
「ほぼ完璧」じゃなくて「完璧」です。
野球でいうと19打席連続ホームラン。
後にも先にもこんなすごいアニメはありません。

それに比べると後半は少し息切れしてきたかな、という気もします。
具体的には「恋力」が登場し始める20話あたりからかなあ。
中盤、ケースケが退場してしまったのはとても悲しかったし(姫さまも同じ思いでしょう)、終盤、打ち切りが決まってからの話は見ていて辛かったです。コメット役の前田亜季さんもケースケ役の浅野まゆみさんも、どう演技していいのかとまどう様子が声のトーンから伺えるようです。

とはいえ、それは神がかっていた前半と比べての話で、全体としてはやはりクオリティの高い作品だったと思います。



改めて見直しても、やはりこのアニメは良くも悪くもおけやあきらさんの作品だと思いました。
一人の脚本家がシリーズを通して書き続けるメリットが、このアニメでは最大限に生かされていました。
そのぶん脚本の善し悪しがそのまま作品のパワーに直結していたと思います。

それにしても週一ペースでこのレベルの脚本を書き続けたおけやさんは本当に凄い。どころか、おけやさんは同時期に『だいすき! ぶぶチャチャ』の脚本も書いてるんですよね。
『コメットさん☆』のファンとしてはコメットさんの執筆に専念してほしかったところです。でも、後におけやさんが病床で書いた『ボクがもらった幸せ』を読むと、おけやさんの『ぶぶチャチャ』への並々ならぬ思いが伝わってきて、何も言えなくなっちゃうんですよね…



いっぽう見直して気づいたのは、おけやさん以外のスタッフの頑張りです。
神戸監督を始めとしたスタッフの仕事ぶり、改めて見ると本当に丁寧だなあと思います。おけやさんの頑張りにスタッフが一丸となって応え、みんなでいいアニメを作ろうという意気込みが感じられました。
特にストーリーにやや無理が出てきた後半の、おけやさんを支えるスタッフのねばりが素晴らしかったと思います。演出の巧みなフォローや作画陣の愛情に支えられたからこそ、作品として最後までなんとか巧くまとまったのではないか。今見直して改めてそんな気がします。
(打ち切り決定後のドタバタ感はどうしようもないけど)

くわえて音楽の良さ。
本放映時から「『コメットさん☆』の音楽はいいなあ」と気づいてはいましたが、曲数は少ないながらどれもアニメにぴったりだし、心にしみ入るBGMが揃っています。なんで優れたアニメって音楽も外れがないんでしょうね。

そしてそして優れた声優陣。
主役の亜季さまは声優として素人。それをベテランと実力派が脇から固めるというのが『コメットさん☆』声優の布陣ですが、それがバッチリはまっていましたね。
中でも圧巻は、いうまでもなくメテオ役の本多知恵子さん。
メテオさんは登場するだけで笑いがとれ、何かしゃべるだけでも笑いがとれ、話のおいしいところは全部かっさらっていくという恐るべきキャラですが、そんなメテオさんにしたのも本多さんの才能とキャラへの愛情あればこそ。
特に主役のコメットさんの元気がなくなっていく後半、このアニメは「メテオさんが支えてた」といっても過言ではないでしょう。


改めて見直しましたが、このアニメへの私の思いは変わりない事が確認できました。
「一番好きなアニメは?」と聞かれれば、今でも『コメットさん☆』以外ありえないし、将来これを超えるアニメに出会うこともありえないと確信しています。

今も『コメットさん☆』の続編を、せめてオリジナルの劇場版一本なりとも作って欲しいという気持はあるのですが、おけやさんも本多さんも星になられた今となっては叶わぬ夢でしょうね。



最後に。
スピカおばさまLoveの私としては目の上のたんこぶだった修造ですが、15年経った今見てもやはり好きになれません。

修造憎し!


嬉しいニュースです

最近またブログをサボり気味で、そろそろ書く事がたまってきたかな… と思っていた矢先、嬉しいニュースが飛び込んできました。

「中村東蔵さん、人間国宝に認定」

中村東蔵(とうぞう)さんは私の大好きな歌舞伎役者の一人です。
東蔵さんの知名度はそんなに高くないと思います(一緒にニュースを見ていた母は知らなかった)。主に脇役で舞台を引き締めてこられた人だから。
だから余計に、このニュースは嬉しいです。
東蔵さん、おめでとうございます!


自分が関東在住だった頃は年に何度となく歌舞伎座に通い、何度となく東蔵さんの名演技を眺めてきました。
私の一番のお目当ては芝翫さんでしたが、中村一門という事で同じ舞台に東蔵さんが出る事も多かったのです。
東蔵さんはまず、何をやらせても上手い。
男役、女役、若い役から老け役、身分の低い役高い役、まあ呆れるくらいなんでもこなされます。それも「ソツなくこなす」なんてレベルじゃなくて、どれもこれも素晴らしい。どの役にも命がこもってます。逆に見ていて「この役は東蔵さん似合わないなあ」なんて事はまずありません。
「脇役は大事」というのは頭ではわかっているのですが、東蔵さんを見ているとそれを痛感します。脇がきっちりしていると舞台が映えるんですよね。それも主役を張る役者以上の演技力を持つ東蔵さんだからできることです。
(蛇足ながら、そんな東蔵さんの役の中で私が一番好きなのは「封印切」のおえんです。東蔵さんがおえんをやると、舞台はおろか見ている自分まで江戸時代の大坂にタイムスリップした気にさせられます)


一度、歌舞伎を見終えて銀座を歩いてる時、スーツ姿の東蔵さんをお見かけした事があります。
回りの歩行者にまぎれていても、歩き方の品格がまるで常人と違うんです。連れと二人、顔を見交わして、
「あれ、東蔵さんだよね」
どちらからともなくそう言って笑ってました。やっぱり本物の役者のオーラっていうのは凄いんです。


私は「人間国宝」なんて制度はあまり好きじゃありません。受賞する人の多くは既に名声を得ていて、いまさら名誉も手当ても必要ない人ばかり。それも歌舞伎に関していえば家の格、名跡の格が重んじられて実力本位で選ばれてない気もしますから。
だから東蔵さんほどの人でも、脇役だからもらえないだろうと私は思ってました。それだけに今回の認定は心から嬉しく思います。

しかし、私が芝居を見ていた頃でさえ歌舞伎の脇役不足は深刻でしたが、今はどうなんでしょう。先代の又五郎さんや今の東蔵さんに代わって歌舞伎界を支える人材はいるのでしょうか、心配ではあります。

これをきっかけに、歌舞伎役者も主役だけが注目されるのではなく歌舞伎を支えるいろんな人にスポットがあたってほしいです。

プロフィール

雪山雪男

Author:雪山雪男
「艦これ」大好きな元「Answer×Answer」プレイヤー。
老眼と戦いながらプラモ作りに励んだり、気まぐれで小説を書いたりする日々です。

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