母ノートPCの改造

AnAnプレイ記を優先して中断してしまいましたが、母のノートPCの改造記を改めて書きます。


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富士通LIFEBOOK A512/FX
(Celelon B730 /2GB / 320GB)

こんなポンコツを母に紹介してしまった罪滅ぼしに、せめてSSD換装を試みます。


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手持ちのSSDが40GBと心許ないので、SDHC(8GB)を追加購入してデータ置き場にします。
(ここまでは以前のエントリで書きました)

綱渡りのような改造ですが私のPCいじりはいつもこんな感じ。元の性能がひどすぎるので心置きなくチャレンジできます。



まずはノートPCのデフォ性能をチェック。
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プロセッサ(CPU Cerelon B730)の「4.4」は酷い。
マイPCのAMD A6-3500で「6.2」出てます。今さらながらインテルブランドにだまされました。
それ以上にひどいのがグラフィックスの「4.2」。
もうね、「なめとんのか!」と。
(安物で済ますなら、インテルよりAMD積んだノートの方がこの点よほどマシだと思う)
逆に、最大の足かせと思ってたHDDのスコアは「5.9」と悪くありません。


改めてHDDの性能チェック。

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悪くない…


こちらは私のメインPCのHDD。
(現在、私のメインPCはSSD積んでません)
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1.5倍ほどこちらのほうが速いけど、片やノートPCの2.5インチ、片や3.5インチでのこの差はむしろ「善戦」。
しかしマイPCがSSDなしでも快適なのに対し、このノートPCは耐えがたい遅さ。
やはりHDD以外が足を引っ張ってるのでしょうか。
SSD換装の効果に疑問が出てきました。が、もう引き返せません。
換装作業開始です。


まずはノートPCのデータをSDHCに退避させました。
続いてリカバリDVDの作成です。万一の時にPCを購入時の状態に戻すため、5枚のDVDを焼きました。
「DVDなんてOS1枚でいいのになあ」
自作派としては無意味に思える1時間が過ぎ、ようやく作業完了。

次にいよいよHDDのデータをSSDに移行します。
クリーンインストールが面倒なので、HDDの中身を丸ごとSSDに移行するソフトを使いました。
SSDをUSB経由でノートPCに接続するコネクタを使用。
(写真忘れた)
インテル製SSDを使うので、移行ソフトは素直にインテルから配布されている「Intel Data Migration Software」を使おうとしたものの、USB経由のせいかSSDをインテル製と認識せずインストールを拒否されました。
ダウンロード版だから駄目なのかと、SSDに付属していたドライバCDを探すも見当たらず。
(引っ越しの際に場所の把握がリセットされた)
仕方なく別のソフトで移行作業しました。
ここまでで既に数時間。夜は更けていく。



こっからようやく、お楽しみタイム!
ノートPCの電源を切り、ACコードを抜き、さらにバッテリーを外してパーツに電気が流れないようにします。
そしておもむろに裏のネジを開ける。
(ああ、たまらん)

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ネジを2本外しただけでHDDが顔を出しました。
後は慎重に引っこ抜くだけ。


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抜き出したHDD



SSDに取り替え、逆の順序で戻せば換装終了。
でもせっかくなので、もう少しバラしてみました。


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昔のノートPCはいざ知らず、今やノートといえど既存の部品の組み合わせに過ぎないことが理解できました。
メーカー毎の差別化など今は昔か。



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メモリはこんなのが差さってました。
メモリスロットは2基。増設は容易です。
今回はやりませんでしたが。



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今回最大の収穫は、ある意味これ。

CPUは直付けじゃなかった。つまり換装可能!
ただ、このソケット(Socket G2)対応CPUで市販されてるものは、Core i7、i5といった高級品ばかり。こんなゴミに差すのはもったいない。
手頃な掘り出し物が手に入れば換装を試すのも一興です。もちろん保証外ですが。


さて楽しむのはこのくらいにして動作確認…
と思ったら、動作しません。
PCがSSDを認識しない!
(MBRがどうとか言って黙り込むばかり)
なんかよくわからんが、移行に失敗したみたいです。
とりあえずリカバリディスクで復旧しようと試みましたが、例によって役立たず。
仕方なくwindows7のDVDを使用して復旧作業を試み、なんとか成功しました。
(詳細は眠くて覚えてません)
認識しなかった原因はよくわかりませんが、ひょっとしたらSSDを「初期化」する必要があったのかも。
インテル純正の移行ソフトさえ動けば問題はなかったと思います。



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さんざ探したドライバCDは翌朝発見されました


一時はクリーンインストールも覚悟しましたが、なんとかなるもんだ。
しかし、たかがSSD換装の作業に、気がつくと午前4時。
慣れないノートPCとはいえ我ながら手の遅い事です。



さて換装の効果ですが、こんな感じです。

起動時間
・換装前 … 56″
・換装後 … 36″

終了時間
・換装前 … 27″
・換装後 … 16″


高速化は、まず成功といっていいでしょう。


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旧世代ながら、流石にSSDは速い。
普段使いの作業速度も「マシ」になってます。


SSDの寿命の心配等もあるので最適化が必要なのでしょうが、換装後に「Intel SSD Toolbox」をインストールし最適化ボタンを押したら全部やってくれました。
さしあたって私にできることは完了。



ところが、換装後も遅いのがブラウザ。
あまりに遅いので無線LANの設定を疑いましたが、犯人はインターネット・エクスプローラ(IE)そのものでした。
私はとっくに見捨てたIEですが、母は使ってます。
今回ノートPC購入に当たってOSが変わり、IEのバージョンも変わったのですが…
これは一体どこのベンチマークソフトですか!?
なんでネット見るのがこんなにクソ重いんですか。
よくも悪くも、PC初心者の大半が使うIE。
だからこそ軽快でシンプルであるべきなのに!
その上ことある毎に「アドオンを設定しますか」と例のイエスノークイズのオンパレード。
なぜ初心者に判断を強要するか、このタコアプリ!
数年ぶりに見たIEは、ダメダメっぷりに拍車がかかってて口あんぐりでした。
(母PCの体感速度が遅い原因の半分がこれでした)



MSには今さらながら失望しましたが、富士通も同罪です。
このPC、基本スペックがしょぼいだけじゃない。


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なんだろね、このイケてないレイアウトは。

容量不足のSSDを補うべく、Dドライブ代わりにSDHCを増設したんですが、なんで増設スロットがこんな場所に?
ポインティングデバイスのジャマだと思うんですけど。
左下のポッチ(ヘッドホン端子)も、なぜこの位置!?
最近の製品にはよくある事ですが、
「これ作った奴は、これ使った事ないよな」
感ありあり。
安いだけがとりえだから文句言うなって事ですか。


意外にもこのPC、レビュー等の評価は悪くない。
でもレビューの内容をよく読めば、安いからオッケーとかメーカー製だから安心とか果ては息子用に買ったとか、性能に関する評価は皆無。いわゆるステマかどうかの判断は控えるとしても、これを買った状態のまま快適に使えると思ったら大間違いです。スペックに無頓着な母でさえ「遅い」と私に泣きついてきたくらいですから。
繰り返しますが、こんなPCを快適と思う人は、快適なPCを使った事のない人、PCなんてこんなものと諦めてる人だけだと断言します。



今回の感想をひと事で言うと、
「つまらんPCを斬ってしまった」
このPC、どこにも夢がつまってません。
社員が自分の退職金の事しか考えてないような会社が作る製品に、少しでも期待していた私が馬鹿でした。
母が次にPCを買い換える頃には、こんな製品そしてこんな会社は自然淘汰されていて欲しいものです。

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雪山雪男

Author:雪山雪男
「艦これ」大好きな元「Answer×Answer」プレイヤー。
老眼と戦いながらプラモ作りに励んだり、気まぐれで小説を書いたりする日々です。

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