メロディック・スーパー・ハード・キュア

こんばんは。
いつもブログの更新が遅れ申し訳なく思ってるエトワ-ル☆です。
今回は10日も前のネタですが、それでも書かずにいられないので書きます。


土曜の午後に家にいる時は大抵昼寝してます。そして午後2時、おもむろにラジオをつけます。
聴くのは中川翔子さんが司会をしているNHKのアニソン番組。しょこたんやあべ氏や藤崎アナのマニアックなしゃべくり、番組で流れる様々な世代のアニソン、そして豪華なゲスト。仕事に疲れた週末の私の耳を癒してくれます。

その日は昼寝をパスして「艦これ」イベント最終面を戦いながらラジオを聴きました。
(今日のゲストは誰かなあ…)

「本日のゲストは… 日向めぐみさんです」

それを聞いた瞬間、思わず「うっ」と息がつまりそうになりました。
日向さんの名前を聞いて息がつまりそうになった理由、わかる人にはわかりますよね。



かつて「メロキュア」という音楽ユニットがありました。
メンバーは日向さんと、岡崎律子さん。
2002年結成。2年後の2004年、ファーストアルバム「メロディック・ハード・キュア」発売。
その衝撃的な(今となっては伝説の)アルバムを出した直後、「メロキュア」は活動中止を余儀なくされます。
岡崎さんの急逝という、信じられない悪夢の形で。

しかし残された日向さんは『今後も「メロキュア」を続ける』と発言。その言葉どおり「メロキュア」ナンバーを歌い続けました。
そして11年の時を経た今年、「メロキュア」としての新アルバム「メロディック・スーパー・ハード・キュア」が発表されたのです。
 
その日向さんがゲストと聞いては心震えずにいられません。
彼女の肉声がラジオから流れてきた時、思わず姿勢を正してラジオに聴き入りました。
そしてラジオから流れる、新アレンジの「1st Priority」。
イントロを聴いた瞬間、思いはあの頃にタイムスリップしました。
岡崎さんが亡くなられたと知り、明かりを消してこの曲を聞きいったあの夜に。

最後まで希望を捨てない前向きな歌詞に、よけい胸を塞がれたあの時の思い。
後から思えば、岡崎さんは自らの余命が長くない事を知っていて、日向さんもきっとそれを知っていて、けれど、だからこそこんな歌詞を書けたのだと思います。

けれど今この歌を聴くと、そこに別の思いも重なってくるのです。
歌詞の中の言葉、

少し遠回りでも これが私のタイミング

岡崎さんには、そして日向さんにも、見えていたんじゃないか。
数年後の自分たちだけじゃなく、ずっとその先の未来まで。
だってこの歌詞、11年後の今の事なんじゃないのかって。
岡崎さんの魂が日向さんに重なり「メロキュア」にさらなる命を与えること、二人の残した歌が今も生き続けていること。全部見えてたんじゃないか。


そんな事を思っている私の耳に、日向さんがスタジオで歌い始めた「Agapē」が聞こえてきます。


ああ、この二人はなんて繊細な感性を持っているんだろ。
人が本来持っている豊かな感性を、なんで大人になっても失わず持ち続けてるんだろ。
そんなピュアな思いが、人生に疲れてすり切れてるはずの自分にこんなダイレクトに伝わってくるのは何故なんだろ。


日向さんが生で歌う「Agapē」を涙して聴きながら、自分はそんな不思議で、ちょっと切なく、そしてとても幸せな気持ちに浸っていました。
あの時はただ美しくそして悲しかった歌が(今も胸を痛めはするけど)とっても幸せな気持ちで聞けるのです。今も岡崎さんが隣に並んで歌っているんだという日向さんの言葉に、素直に頷ける自分がいます。


10年の歳月を経てこのアルバムを作った日向さんには、ただただ頭が下がります。
単なる義務感とかじゃない。ただのお金儲けのためでもない。
彼女の中に今も住まう岡崎さんに日向さんは「突き動かされた」んだろう。私はそう確信します。
自分じゃない誰かのために歩む時、人は強く、凄く、そして尊くなれる。
それを(安っぽいから使いたくない言葉だけど)愛というんだろうな。

自分じゃない誰かのために何かをできる幸せ。
それを歌という形で受け取れる幸せ。
貴重でかけがえのない「メロキュア」のライブと日向さんのトークが聞けて、本当によかった。
ときおり「しょこたん、も少し静かにしてw」と思ったりしましたが、アニソンアカデミーありがとう、しょこたんもありがとう!
そして日向さん、岡崎さん、本当にありがとう☆



そして、そんな感激の最中にも艦隊を出撃させるクリックを忘れなかった罪深い私をお許しください。

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No title

今年の夏のアニソンイベントに、『メロキュア』が発表された時の…ツイッターの反応がキレイに分かれましてね。
「ええ!メロキュア?」「これは嬉しい!」「岡崎さん…」という反応の30代以上と、「このメロキュアって何?」「知らないんだけど…」という若手。
これが年月というものか…と、しみじみ思いました。『ストラトスフォー』も良作なのに埋もれてしまった感がありますし。

今でもツイッターのプロフィールに、「メロキュアの片方」みたいな感じで書いてくれている日向めぐみさんには頭が下がります。
しょこたんは…深い一般人みたいなもんだから、仕方ないでしょうねw。

No title

メテオさん、お返事遅れてすみません。

若い世代はアニメ好きでも「メロキュア」知らないんですか。活躍が10年前だし活動時期も短かったし、仕方ないですね。でも例えピンポイントの世代限定ではあっても、ずっと心に残り続けるユニットですよね。

(私としては目一杯若い世代のネタのつもりだったのでショックですが)


しょこたんは日向さんに楽曲提供してもらってるんだからもう少し空気読んでもいいとは思うんですが、しゃべくらないしょこたんは最早しょこたんじゃなくなっちまいますからねえ。仕方ないでしょうねw。


プロフィール

雪山雪男

Author:雪山雪男
「艦これ」大好きな元「Answer×Answer」プレイヤー。
老眼と戦いながらプラモ作りに励んだり、気まぐれで小説を書いたりする日々です。

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