ひな祭りだからこそ、このアニメを語る(歌限定で)

今日は女の子の節句、ひな祭りですね。
ひな祭りといえばあられ、あられといえばアラレちゃん。
というわけで多少強引ですが今日はアニメ『Drスランプアラレちゃん』を語りたいと思います。
いずれ語るつもりではいたんですよ。エトワ-ル☆的には『コメットさん☆』『天空のエスカフローネ』と共に一番好きなアニメのひとつですから。

とはいえこのアニメの魅力を語り出すとキリがありません。全200話を優に超える大作です。
なので今日はアラレちゃんの「歌」に限定して語ります。
それだけでも今日中に語り終えるか怪しいですが。

というわけで、主に私の持ってるアルバム
『Dr.スランプアラレちゃん大全集~めちゃんこヒットベスト32』
の収録曲について語っていきます。
このアルバム、2枚組のLPで文字通り32曲入り。
「アラレちゃんの歌ってそんなにあるんか!?」
と言われそうですが、
もっとあります。

ジャケットを見せたいところですが家捜ししても出てきません。
ダビングしたテープを元に語りますが、全曲語るのは無理っぽい。オリジナルのLPが見あたらないので情報も不正確です。ご了承を。
では、まずこの曲から。




「ワイワイワールド」
ご存じ、主題歌です。
アラレちゃんの音楽は『ドラゴンボール』と同じく菊地俊輔氏。
なにより、たかしまあきひこさんのアレンジが絶妙です。一度聞いたら忘れられないイントロ、何度聞いてもウキウキする間奏。
そして止めの「んちゃ☆」
私は俊輔節全開の曲(『ゲッターロボ』とか)も大好きですが、ワイワイワールドはそれとは違う魅力に溢れてます。水森亜土さんの歌声がアラレちゃんのイメージにぴったりなのは言うまでもないでしょう。



「アレアレアラレちゃん」
主題歌が名曲のアニメは大抵エンディングも素晴らしいですが、この曲が正にそう。
エンディングに相応しい、優しい歌詞、優しい曲です。
作詩の冬杜花代子さんは他にもアラレちゃんの歌の多くに携わっています。
作曲はサタンタさん。聞き慣れない名前ですが、歌手の子門真人さんの事です。この人のサタンタ名義の曲は何曲か知っていますが、素朴で優しくて心の温まる曲が多く、子門さんの人柄を見るようです。
亜土ちゃんの歌はもちろん素晴らしいですが、一度くらいは作曲者本人の歌声で、
「ほんとはぁ~~、これナイショ!!
とシャウトを決めていただきたいです。



「アラレちゃん音頭」
今のアニメが失ってしまった貴重な文化、それが音頭。
昔の人気アニメには必ずといっていいほど音頭がありました。これぞ日本の風物詩。
(輸出されたアニメで音頭を見た外国人の反応が知りたい)
この「アラレちゃん音頭」は本編(たしか173話「スッパマンレポーター大作戦」)でも効果的に使われ、ペンギン村のどうしようもない田舎さ加減をいい感じに醸し出していました。



「パパパーマのうた」
皿田きのこが歌う、アニメを見た人なら絶対に覚えているであろう強烈に印象的な歌。
原作(マンガ)でも歌ってたと思いますが、何故か作詩は脚本の金春智子さん名義です。私の知る限り金春さんの作詩した歌はこれだけだと思います。
この歌の魅力は、きのこ役の杉山佳寿子さんの熱唱に尽きます。
「われながらナウいわね」
なんというか、アホらしくもいい歌です。



「I Love ペンギン村」
「アラレのマーチ」

この2曲はアラレ役の小山茉美さんが歌ってます。
茉美さんは歌もお上手ですが、ちゃんとアラレちゃんになりきって歌っているのがいいですね。同時期の『ミンキーモモ』でもちゃんとモモ(大人の方)の声で歌ってます。
水森亜土さんの歌声ももちろんいいのだけど、キャラ本人の歌声ってホッとするものがありますよね。これも今のアニメが失ってしまった文化ではないかと思います。
「I Love ペンギン村」はアラレちゃんがペンギン村の仲間を紹介する歌。合いの手はこおろぎ'73。
「アラレのマーチ」は… まあ内容は似たようなものかな。こちらはコロムビアゆりかご会がいい味出してます。
2曲とも、昭和テイストがたまらん!



「オボッチャマンでございます」
『アラレちゃん』の中でもオボッチャマンは好きなキャラの一人。
一歩間違えればイヤミなキャラになりそうなのに、そうならない。それがこのアニメの魅力だと思うし、キャラを演じた堀江美都子さんの魅力だとも思います。
アニソン界のラスボスが実力をひた隠しにして、オボッチャマンになりきって歌ってます。
名曲ではないかもしれませんが、大好きな歌です。



「空豆ロックンロール」
タロサ(空豆タロウ)のイメージソングですが、タロサ役の古川さんではなくこおろぎ’73が熱唱しています。地味ながらいい歌ですが本編で使われた記憶はないなあ。
ちなみに「ロック」とついていますが当時の日本人がロックを理解してるとは到底思えません。キカイダー01の「01ロック」にせよ、自称ロックバンドのレイジーの歌にせよ、
「なんかよくわからんが、少なくともロックではない」
と子供心に確信してました。
無論『アラレ』の挿入歌も例外ではありません。



「めちゃんこROCK’N ROLL」
「LOVE CHASER」

『アラレちゃん』は何本も映画化されていますが、大半は東映まんがまつり用の小品。
しかし1982年に公開された『Dr.SLUMP ほよよ! 宇宙大冒険』は90分の大作でした。


当時のパンフレット
16030301.jpg
後付けのサブタイトルはパンフには書かれていません。
それはともかく、前田実さんの作画が神がかってます。

この映画の気合いの入りっぷりといったら、わざわざ新たにサントラが作られたほど。菊地俊輔渾身の出来ばえで『アラレちゃん』用とは思えないほどかっこいい。
そしてこの映画のために作られた歌が上記の2曲。
「めちゃんこROCK’N ROLL」はタイトル通りのロック「風」な曲で、テレビシリーズとは違うかっこよさが出ています。
「LOVE CHASER」は悪の首領Dr.マシリトが歌うロックンロール。マシリト役の山田康雄さんが絶唱というか絶叫というか、とにかく歌ってます。

この時、鳥嶋氏がジャンプ編集長になる事を誰が予見しえたであろう。



「気分まかせの大発明」
『アラレちゃん』には珍しく、山本正之先生が作詩作曲しています。
センベエ博士の苦闘を歌ったもので、Drスランプの世界観をきっちり捕らえています。が、実際に挿入歌として使われた記憶はありません。
山本先生の曲はクセが強いですからねえ。
作曲者によってアニメのイメージがガラリと変わるというのが、この実例でよく分かりました。
なお、間奏はブライガーの模様。



「カジカジROCK'N ROLL」
「SCHOOL GANGS ヨ・ロ・シ・ク」
「ROLL OVER EDISON~エジソンをぶっとばせ~」
「OH! ほよよ」

4曲とも「めちゃんこROCK’N ROLL」と同じく、ベター・ハーフというグループが歌っています。
そしてこれまたロック「風」です。
どれも同じような曲調で、ちょっと食傷気味になります。
このLPを買った頃は聴き飛ばしてたんですが、最近は「これはこれで味がある」と思い直してます。滅多に聴くもんじゃないですが。



「よいこよいこアラレちゃん」
小山茉美さんが歌っています。軽快で明るく、主題歌を意識して作ったのでは、と思える曲です。
こんなレベルの挿入歌がどっさりあるのも『アラレちゃん』の魅力。



「あこがれのスッパマン」
勇壮な曲ならおまかせの菊地俊輔が壮大なイントロをブチかましてくれますが、それはイントロだけ。歌そのものはアラレちゃんがのほほんと歌うしょーもない歌です。
歌そのものがちょっと芝居仕立て、スッパマンとアラレちゃんのかけあい漫才が楽しめる、スッパマンにふさわしいアホな歌です。

アホといえばアルバムには入ってないけど、スッパマンがアニメの中で歌った「スッパマンの歌」(汽車ぽっぽの単なる替え歌)も最高にアホでした。玄田哲章さんの一番のはまり役はやはりスッパマンだと私は思います。



「オーイ! ペンギン村」
「ペンギン村に春が来りゃ」で始まるこの歌、目薬のCMにも使われてたので覚えてる人も多いのでは?
1番から4番までで四季を歌って終わりと思ったら、5番の「ペンギン村に君が来りゃ」というセンスがお見事。
CMに挿入歌を使うロート製薬もチャレンジャーですね。
それだけ名曲って事です。いやホント。



「やっぱりワシが主人公」
センベエさんが歌う挿入歌。アルバム32曲の中で一番好きな歌です。とにかく歌詞が素晴らしい!

おもしろくない おもしろくない アラレばかりがなぜモテる
いいたかないが いいたかないが ワシはアラレの生みの親
親がめだたず子が光る それじゃ世の中暗やみだ
ワシのえらさがわかる人 それがホントにえらい人
則巻千兵衛 男でござる やっぱりワシが主人公


もう、一字一句全てが「その通り!」。
もちろんアラレちゃんは大好きです。
でも主人公はやっぱりセンベエさん。ええ、わかってますとも!



「愛・Forever」
これもセンベエさんが歌う挿入歌。みどり先生への愛を高らかに歌いあげます。
1分間だけ二枚目になるセンベエさんの凛々しい姿が見えてくるようです。

私はセンベエさんが大好きです。演じた内海賢二さんの事も。
そして内海さんにとってもセンベエさんはかけがえのない役だったに違いない。私はそう信じています。



「ロックンONDO」
「ガッちゃんのうた」
「アラレちゃんのララバイ」

3曲とも水森亜土さんの歌。いずれ劣らぬ名曲です。
ちょっとコミカルな「ロックンONDO」は、音頭じゃないしロックでもない、タイトル通り聞いたことのない不思議な感じのメロディーです。
ガッちゃんを天使という視点で見た「ガッちゃんのうた」は、こんな美しい歌詞がこの世にあっていいのかと思えるほどメルヘンチックでお上品。水森亜土さんの天真爛漫な歌声にザ・チャープスの清らかなコーラスは、これらの曲に実にマッチしています。
そして「アラレちゃんのララバイ」。アラレちゃんの挿入歌の中で一番の名曲といっても納得してもらえるんじゃないでしょうか。
世間では『アラレちゃん』はお下品なアニメとされてるようですが、私はこんなお上品なアニメは滅多にないと思います。



「アラレちゃん登場!!」
主題歌っぽいのに何故か短調の曲。曲だけでなく歌詞もなんだか不安感をそそる不思議ソングです。
ちょっと毛色の変わった曲ですが、こんなのもアリだと思います。



「んちゃんちャソング」
この歌も挿入歌としては知られた方ではないかと思います。
原作者の鳥山明さんが作詩しています。
そういうのを抜きにしても、普通にいい曲です。
こんな曲が2枚組アルバム2枚目のB面に入ってるのだから、アラレちゃんワールドの広大さにはあきれます。



「夢見るシンデレラ」
山吹先生がセンベエさんへの愛を切々と歌いあげるラブソング…
と思ったら、アラレちゃんに童話を聞かせてあげてるだけの歌。
センベエさんの熱唱、全然みどりさんに届いてません。
そんな天然っぷりがいかにも山吹先生らしい。センベエさんも好きだけど山吹先生も大好きです。
向井真理子さんの歌が聞けるという意味でも貴重な曲。



「ペンギン村100°でROCK'N ROLL」
「あこがれのきのこさん」
「セクシーティーチャー・ブギウギ」
「HAPPY ISLAND」

これまたベター・ハーフによるロック「風」歌曲集。
ところでこのベター・ハーフ、ネットで調べて今日知ったのですが、歌手の日高美子さんとこおろぎ' 73が組んだユニットだそうです。
密かにこおろぎを愛する私なのに今まで気づかなかったなんて!
この4曲も似たような曲調で、アラレちゃんの世界観に合ってるかというと微妙ですが、何度も聞いてるうち不思議と好きになってきます。特に「ペンギン村100°でROCK'N ROLL」はノリのいい曲だと思います。



「ペンギン村の仲間たち」
アルバム全32曲の最後を飾るこの曲。
『アラレちゃん』のメインキャラが揃って歌っています。
(小山茉美、古川登志夫、杉山佳寿子、神保なおみ、向井真理子、あと内海さんもしゃべくってる)
しかし歌の中身は脱力系。はっきりいってたいした歌じゃありません。
例えて言うなら大杉久美子、山野さと子、橋本潮、堀江美都子で歌った『若草物語』のカバーみたいなものですか。
(わからなさすぎる例え)
ではこの歌が嫌いかといえば「好きです!」
最後にこういう軽~い歌を持ってくるあたり、編集者は『アラレちゃん』の魅力を分かってると思いました。
曲の最後はきのこが名言で締めてくれます。
「ダサいわね はっきり言ってイモよ!」
最後の最後までアラレちゃんらしいアルバムです。



『アラレちゃん』の歌はこれ以外にも新OP「わいわい行進曲」新ED「いちばん星み~つけた」「あなたに真実一路」、まだまだあります。

それらの情報はこちらのサイトが充実しています!
アニメソングの歌詞ならここにおまかせ?


珍しいところでは、私の持ってたシングルに「アラレちゃんのひなまつり」なんてのがありました。
アラレちゃんがフツーに「うれしいひなまつり」と「ひなまつり」を歌ってるだけですが、冒頭におしゃべりが入ってるのがいかにもコロムビアです。



歌を語るだけでもボリュームたっぷりのアニメ『Dr.スランプアラレちゃん』。
いずれ本編も語りたいんですが途方もない事になりそうなので、社会人引退してからにしますね。


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雪山雪男

Author:雪山雪男
「艦これ」大好きな元「Answer×Answer」プレイヤー。
老眼と戦いながらプラモ作りに励んだり、気まぐれで小説を書いたりする日々です。

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