繊細な猛禽

フジミの1/72 一式戦闘機「隼」を製作中です。
今回は塗装の実験を兼ねてガイアカラー「純色」で重ね塗りを行っています。


16091305.jpg

全体にサフを吹き、その上にMrメタルカラー「アルミ」を吹き、さらに機体上面にガイアカラー純色イエローを塗りました。
ここに、さらに純色グリーンを重ねます。

色を混ぜて使うのではなく、重ね塗りすることでの発色の違いを確かめてみます。



16091306.jpg

この「ガイアカラー純色」は普通の塗料に比べて隠蔽力(下地の色を隠す力)が弱い、という特徴があります。
それを逆手にとって重ね塗りしてみたのですが、やはり混ぜて使うより綺麗に塗れます。
なんか「かなぶん」みたいな色つやですね。

このままでは戦闘機に見えないので、さらに純色シアンを重ね塗りしました。



16091307.jpg

なんとか日本の戦闘機の色に見えなくもない。
少し綺麗すぎますが今回はこれでいきます。

ところで、下地に銀色(アルミ色)を塗ったのは、下地を綺麗にするためだけではありません。
あわよくば「ハゲチョロ塗装」にチャレンジしようという魂胆です。
ハゲチョロとは、塗装した色の上の部分を削り落とすことで下地の銀色を敢えて見せ、機体のくたびれた感じを表現することです。



16091308.jpg

これが思いのほかうまくいきました。
このガイアカラー純色、隠蔽力が弱いだけでなく粘着力も弱いみたいです。マスキングテープをベタベタ張り付けてペリペリ剥がすと、結構いい感じに剥がれます。
(逆にマスキング時にはよほど注意が必要かと)
もう少し強力なテープも使ってペリペリしました。

ちなみに機首上面には黒を塗ったのですが、この部分は全く剥がれませんでした。
純色とそうでない色では特性が違うのだと思います。



16091309.jpg

キット付属のデカールを貼りました。



16091601.jpg

エナメル塗料で汚しを入れ、プロペラを付けて、一式戦闘機「隼」完成です!



16091602.jpg

作って気づいたのですが、「隼」ってとても繊細な飛行機ですね。
エンジンは「えっ」と思うほど小さく、それに合わせた機体は鉛筆を思わせるように細く、そのわりに主翼は大きい。
馬力で勝負するのはあきらめて操縦性能で勝負、という明確なコンセプトが感じられるシルエットです。
写真じゃうまく伝わらないかもしれませんが、プラモを眺めると一目瞭然です。
やっぱり作らなきゃわからないこと、いろいろありますね。



16091603.jpg

バッファローと並べてみました。
仮にも同じ時期に作られた戦闘機とは到底思えないほどコンセプトが違う機体ですね。
太平洋戦線での直接対決は「隼」が勝利しましたが、仮に戦場をフィンランドに移したら、華奢な「隼」は厳寒の北欧でロクに飛べないんじゃないかと想像します。


今回の「隼」の製作、とても楽しかったです。
(特に塗装が!)
飛行機の塗装にちょっと自信がつきました。
今回の経験を生かして、いずれまた別の機体にチャレンジしようと思います。



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雪山雪男

Author:雪山雪男
「艦これ」大好きな元「Answer×Answer」プレイヤー。
老眼と戦いながらプラモ作りに励んだり、気まぐれで小説を書いたりする日々です。

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