二度目行きました

不健全な日常が続いています。
というより日常に戻れない日々を過ごしています。
この3週間、頭の中からあの映画が離れません。

ネットに散らばるこの映画の情報を片っ端から漁り、関連動画を見まくり、おかげで映画の事ばかりか片渕監督の事からのんの人となりから、果ては焼夷弾の種類に至るまで、いろんな知識を仕入れました。
原作も先週末に読み終えました。一度読んだだけでは読み尽くせない深い話でした。
それでも渇きを潤せません。
きっと、自分の思いを上手く伝えられないからでしょう。
書こうと思っていたこの映画の感想は、今もハードディスクにしまったまま。
この映画への思いはつのるばかりです。
いずれもう一度見に行くつもりではありましたが、気持ちを抑えきれずに今日、友人を誘って行きました。

『この世界の片隅に』、2度目の鑑賞です。

映画館は最初と同じ、近隣の岸和田市。
夜7時前の上演で、観客は前回(5、6人)より多いものの、まばらでした。
前回は泣くのを我慢しましたが、今回は無駄な抵抗を放棄。
持参したハンカチを膝元に用意して見ました。



何の予備知識もなく見た初回と違い、今回は落ち着いて全体を眺める事ができました。
「もう30分欲しかった」という監督の気持ちが、今はよくわかります。
原作を思い切って端折り、時には説明不足になりながら駆け足で走っているのがわかりました。

「現状でさえ2時間強とアニメとしては長いのに、これ以上延ばしては客がついてこれないのでは?」

と思っていましたが、『アニメだから』という先入観が、もう古いものになりつつあるのかもしれません。
その監督が望んでいたいわば『完全版』、予想を超えたヒットによってなにやら実現可能になりそうな雰囲気です。
もし完成したら、もちろん改めて見に行きますよ。



けれど友人と行ったのは失敗でした。
彼はこの映画をお気に召さなかった様子です。口には出しませんが。
自分がいいと思ったからといって無闇に人に勧めるものではない。
わかってはいたつもりでしたが、友人には申し訳ない事をしました。
この映画、万人に見て欲しいという気持ちは今でもあります。
が、万人が楽しめる映画ではないというのも事実かと思います。うすうす感じていましたが、今日はそれを実感しました。



でも、わかってもらえなかったことは悲しかったです。
友人に、すずさんを好きになってもらえなかったことが。
わかりにくい例えですが、
『赤毛のアン』でダイアナに、

「でも妖精なんていないわよ」

と言われた時のアンと、今は同じ気持ちです。

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No title

映画、漫画、ゲーム、アニメ…。なんにせよオススメするのは難しいですよね。
片隅も君の名は。も、ネットの反応を見ると誉めて持ち上げてる人ばかりじゃないですし、まさしく十人十色です。
それでも、スキあらば勧めてみたいというのも人情ですから、ここぞという場面では勧めていきましょう。

No title

メテオさん
あけましておめでとうございます。今年もよろしくです。

『この世界の片隅に』は、一度見たらどうしても人に勧めたくなる魔力を秘めてます。
おかげで第三者からは「信者」扱いされ煙たがれるし。
それでもひとりでも多くの人に見てほしい。
そういういろいろに、『コメットさん☆』を応援していた時と同じくすぐったさを感じています。

ただ、好きな作品を褒めるあまり他の作品をけなすのはいけませんね。
自分の行為が作品の品格を落とす事にならないよう、ファンとして心がけたいものです。


プロフィール

雪山雪男

Author:雪山雪男
「艦これ」大好きな元「Answer×Answer」プレイヤー。
老眼と戦いながらプラモ作りに励んだり、気まぐれで小説を書いたりする日々です。

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