弟のPC修理

ネタもないので先週修理した弟のPCの事を書きます。
画像も少なく地味な話なのでPCに興味のない方は読みとばしてください。


夏はPCの鬼門。今年は猛暑と節電が重なったこともあり身近な所だけでも、

・/P氏の予備PCのマザーボード昇天
・私のメインPCのHDDが壊れた

そしてなんとか夏を乗り切ったと思ってた矢先、弟が「PCが動かない」と言ってきました。
2年前に組んでやったばかりなのに。
さっそく点検すると電源が死んでました。
(電源はMax100W)
予備の電源につなぐと無事起動。
当時持ってなかったワットチェッカーで消費電力を計ってみると、起動時に70Wでした。
ああ、電源に余裕がなさすぎた。

このキューブPCは型が古いのでDVI端子がなく、そのためグラボ(7600GS)を差していたのですが、そのせいで予想以上に電力と熱に余裕がなかったのです。



12100301.jpg
弟のキューブPCを分解したところ

こんな狭い筐体にHDDとDVD-ROMさらにグラボまで詰め込むのだから壊れたのも仕方ない。
全ては私の不徳の致すところです。

直すのは簡単ですが、今となっては型落ちのマシン。
キューブPC用の電源は無駄に高いし、どうせなら作り直したほうがいい。
しかし弟はこういう事にはひどく保守的で、とにかく現状を変えるのを嫌がる。OSの再インストールはしたくない。

ならばと別の方法を考えました。
このキューブPCのマザーボードを抜き取り、既存のケースに移植してみよう。
で、目をつけたのが予備のこのケース。



12100302.jpg
IBMの「アプティバ」という大昔のマシン

10年以上前の代物で自分の手元にある理由さえ覚えてませんが、電源は12Vラインを含め余裕があり、汎用のMicro-ATXが積める大きさです。
以前/P氏が使っていたことがあり、その時の名残でインテル製のG33マザーボードが差さってます。
これを外し、キューブPCのマザボに換装するだけ。


実際やってみましたが、思いのほか困難でした。
キューブPCのマザボは電源ボタン等のジャンパピンに汎用性がなく、フロントパネルの別基盤ごと新ケースに移植しないと駄目みたい。
さらにCPUクーラーも、基盤に余裕がなく汎用品が使えません。Shuttle専用のケースファン兼用のCPUクーラー一式を丸ごと埋め込むしかなさそうです。

12100303.jpg
Shuttle専用クーラー

さらに実際にマザーボードを換装しようとしましたが、取り付けネジに全く汎用性がないことが判明しました。



私のPC自作に不可能の文字はありません。
しかし多大な労力のわりに得るものが少なすぎる。
なにより、より性能のいいマザーボードが目の前に余っているというのに。

やはりこのマザボを使わない手はない。
このマザボにCPUとメモリそしてHDDをそのまま取り付け、再インストールなしで起動してみよう。
それで駄目なら再インストールすればいい。

このインテル製マザボに付け直し、動かしてみました。
あっさり動きました。
旧マザボのチップセットはi945GC、そして新マザボはその後継のG33。この程度の違いなら動くかもという楽観的予想が当たりました。ラッキー!
チップセットとLAN、サウンドのドライバを入れればもう普通に動きます。
VGAも、新マザボにはDVI端子がついてるので3Dをしない弟はオンボードで十分。
筐体が大きくなり消費電力は下がったので、熱で壊れる心配は激減です。

更にCPUをE2140(1.6GHz)から旧マザボでは認識しなかったE5200(2.5GHz)に換装しました。
(母のPCのと取り替えた)
その際、不安なインテル謹製CPUクーラーをバックパネル付きの頑丈なものに交換。ほぼ磐石です。



唯一困ったのが、シリアル端子の増設。
弟のタブレット用に必要なのですが、今どきのマザボにシリアルなんかありません。

12100304.jpg
捨てずに持ってたシリアル増設用ケーブル。
まさか使う日がこようとは。

増設用端子にこれを差せば使えるようになりますが、このインテルマザボのシリアル端子は、よりによってバックパネルから一番遠いところにありやがった!

なぜか4本も持ってた増設ケーブルの一番長いのを使っても後ろの拡張スロットまで届きそうにありません。ケーブルの「折り返し」ラッチを破壊して1cmほど稼いでもまだ無理。
その時私はアプティバ筐体の後ろになぜかあったシリアル端子形状そのままのへこみに気づきました。
ケースの後ろのど真ん中に、指で押せば簡単に外れる仕組みの、シリアル端子形状の穴があったのです。
さすが10年前の筐体です。そんな用意があったとは。
ケース後ろのど真ん中というそのセンスはサイアクですが、贅沢いってられません。1ミリの余裕もありませんがなんとかつけられそう。ネジの閉める位置さえ気を使うほどギリギリで、ケーブルとCPUのファンが当たりそうなのもケーブルのねじれを工夫して対処しました。
こんなにギリギリだらけの体験は滅多にありません。蓋をしてしまえば誰にもわからない私だけの冒険でした。
(写真を取り忘れましたがそんな元気残ってません)



こうして考えつく限り完璧な状態で弟に送りつけました。
(SSD!? つけたきゃ自腹でやれ!)
何も文句はあるまいと思ってたら、
「キーボードとマウスがつけられない!」
ああ、インテルのマザボにはPS/2端子がないんだ。
だからインテルはキライさ!
(てか、弟よまだPS/2使ってたんか)

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雪山雪男

Author:雪山雪男
「艦これ」大好きな元「Answer×Answer」プレイヤー。
老眼と戦いながらプラモ作りに励んだり、気まぐれで小説を書いたりする日々です。

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