親指シフト端末としてのポメラDM100を改めて語る

先日新しいファームウェアが公開されたポメラDM100。
目玉はなんといっても「FlashAir」対応ですが、親指シフト対応の修正も同時に行われ、少数派の親指シフト派のひとりとして感謝の念に堪えません。


しかしこれでDM100が完璧な親指シフト端末になったかというと、まだまだ道は遠い。
使い初めて10カ月近く。現在の私の視点で、親指シフト端末としてのDM100を評価したいと思います。



12102401.jpg


まず、見ただけでわかるのがキー配置の悪さ。
左右の親指シフトキーは「B」キーを中心に左右対称にあるべきです。
これは新ファームウェアで改良されたというか選択の余地が増えました。

次に、実機に触れてすぐ気づくのが剛性のなさ。
親指シフト入力を快適に行うには正しい姿勢(キーボードが腕に対して自然な位置にあること)に加え、キーボードの剛性が必要だと思います。
これはファームウェアではどうにもなりません。自分は補強材をつけてある程度の剛性を確保しました。

そして最後に気づくのが、それらの問題を別にしてもなお、DM100では誤入力が多いことです。



親指シフト入力の特徴である親指キーは、
・単独押下では変換/無変換
・他のキーとの同時押しでは、濁音等を入力
という2つの機能を兼ねています。

しかしDM100は、
「同時押し判定の許容範囲が大きすぎる」
のです。


たとえば「私」と入力したいとき、
「わたし」 -> 変換 -> 「私」
と入力したつもりが
「わた」 + 「し&親指キー」
と判定され、「わたじ」になってしまいます。

ゆっくり入力すれば問題ありませんが、調子に乗って叩くと誤変換が多発します。
調子に乗って打てるのが親指シフトのメリットなので、これでは気が削がれます。
純正の親指キーボードはもちろん、キーボードエミュレータに比べても、この点でDM100は遥かに劣ります。


「キー配置」と「剛性」という2つの弱点に惑わされ、この3つ目の欠点に気づくのは時間がかかりました。症状を具体的に言葉で言い表せるようになるまで数カ月かかりました。
快適な親指シフト環境は、それだけ微妙なセッティングのうえに成り立っているということでしょう。
そう思って専用機OASYSを触ってみると、改めてその絶妙な快適さが実感できます。



それでもポメラDM100は外に持ち出せる親指シフト端末としては最良です。これからも愛用します。
でも、よりよい物が出たら乗り換えます。

それが現状での私の評価です。

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雪山雪男

Author:雪山雪男
「艦これ」大好きな元「Answer×Answer」プレイヤー。
老眼と戦いながらプラモ作りに励んだり、気まぐれで小説を書いたりする日々です。

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