ヤマグチさん、ありがとう

先日、ライトノベル作家のヤマグチノボルさんが亡くなられたと聞いてショックを受けています。
あまりライトノベルを読まないので、ヤマグチさんの本は『ゼロの使い魔』の1、2巻、それに『ストライクウィッチーズ』の本を読んだだけですが。
(それでも私にしては多い)
それよりも自分にとってヤマグチさんは『魔界天使ジブリール』というゲームのシナリオライターとして記憶に残っています。

このゲームは18禁ゲーム、いわゆるエロゲ。
エロゲというだけで軽蔑したり眉をひそめる人たちがいるのは当然だと思います。
(私もお勧めするわけではありません)
でも、人が精根込めて作ったものには必ず魂が宿っている。人の心を動かす感動がある。たとえそれがエロゲであろうとも。
『ジブリール』に詰まっていたのは、沢山の「笑い」でした。エロであることを差し引いても人を選ぶとは思うけど。ひたすら「しょーもない!」を貫き、ある種のすがすがしささえ感じるゲームでした。
たまたまプレイした体験版にハマり製品版も買ってますますのめり込み、続編が出た時も喜んで買いました。

魅力はなんといっても個性的な登場人物。
主役の直くん、ヒロインのリカ、悪役のミスティメイ、個性的で笑えるキャラが揃ってました。
そしてなんといっても私の一押しは、ほにゃらら天使のラヴリエルさま。天使でありながら漫才要員、萌えキャラにして汚れ役もこなせる万能キャラ。CVの野神奈々さんの抜群の演技力を完璧に引き出した希有のキャラでした。
メガドラの『バトルゴルファー唯』、PCエンジンの『飛装騎兵カイザード』等々、私が出会った笑いの要素が詰まったゲームの中では、間違いなく最高峰に位置する作品だと思っています。

続編の『ジブリール2』は絵柄が更に可愛くなり、ひかりというニューヒロインも登場しました(ひかりちゃん可愛いです!)が、突き抜けたギャグのセンスは一歩後退したように感じました。
なぜかと思い『1』と『2』のスタッフを見比べ、ヤマグチノボルさんの名前が抜けているのに気づきました。
それ以降「ラヴ様の生みの親」としてヤマグチさんの名は脳裏に刻まれました。ヤマグチさんは『ゼロ魔』でメジャーになり、もうエロゲのシナリオを書くことはないだろうと分かっていましたが。
まだ41才という若さで、何より『ゼロの使い魔』を最後まで書き上げられなかったことはさぞ無念だったと思います。
『ジブリール』を作ったフロントウイング社のサイトに行くと、そこにはお悔やみの記事がありました。ヤマグチさんのみんなに愛されたお人柄が伝わってきました。


ラヴ様をこよなく愛するファンのひとりとして、こんな素敵なキャラを送り出してくれたヤマグチさんに改めて「ありがとうございました」とお礼の言葉を送ります。

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雪山雪男

Author:雪山雪男
「艦これ」大好きな元「Answer×Answer」プレイヤー。
老眼と戦いながらプラモ作りに励んだり、気まぐれで小説を書いたりする日々です。

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