「楽聖」でも聞くか

今月はじめから『楽聖少女』(杉井光)というラノベを読んでます。
今のところ面白く読めてます。
いきなりネタばれになっちゃいますけど、主人公がゲーテ(日本人だけど)でヒロインがベートーヴェン(女だけど)という感情移入しやすいキャラ配置ですし。
歴史上の人物を美少女化というのもヘンに慣らされ、今では違和感なく読めますし。


けどなあ。
どうせ女性化するならモーツァルトとかショパンとか似合う作曲家はいくらでもいるでしょうに。
(私の一押しはメンデルスゾーンです)


13041401.jpg
13歳のメンデルスゾーン


それがなんでよりにもよって、無精髭でボサボサ頭でいつもコロンボみたいな一張羅のコートで肩はフケだらけで加齢臭を周囲に振りまいてる(私の脳内イメージ)ベートーヴェンなんか選ばんでも!
(ベートーヴェンがお好きな人は、ここでご退場いただくことを強くお勧めします)



私のイメージするベートーヴェン像をひとことで言うと
「だっさー」。
表現がいちいちおおげさでうっとうしい。
むやみに癇癪おこしたり泣きじゃくったり「今の、どう?」とドヤ顔したり、いわば「中二病」。
そのくせ笑顔だけは見せない。

なにが「楽聖」だ。「ドイツ3大B」だ。
だいたいなんだよ「3大B」って、「ベム」「ベラ」「ベロ」かよ。
百歩譲っても私が認めるドイツ3大Bは
大バッハ、中バッハ、小バッハ
だな。
(そんな人はいません… と思う)



とはいえこの小説を100%楽しもうと思えば、私のとるべき道はひとつ。
ここは気合入れてベートーヴェンを聞いてみようじゃないですか。


ベートーヴェンのCDはほとんど持ってないので古いカセットテープを漁りました。クラシックならなんでもむさぼるように聴いてた若き日の遺産です。
出てきたのは…

・ピアノソナタ17番「テンペスト」

演奏はクララ・ハスキル。
私の中ではあつぞうくんかハスキルかというくらい信頼できる演奏家です。
さっそく聴いてみましたが、私のイメージ通りすぎて5分と聴いていられませんでした。
昔の私は相当我慢強かったみたいです。


気を取り直して、もう一曲。

・ピアノソナタ30番

演奏はグールドです。
ああ、これは聴ける。曲に理性が宿っている。時々噴き出してしまうような箇所はあるけど、まあ許容範囲。
それにしても32曲もあるピアノソナタでまともに聴けるのが後ろ4曲だけとは。



ベートーヴェンにこんな思いしか抱けないこんな私がこの小説を読む資格があるのか疑問に思えてきました。
それでも小説が面白いので読み続けるつもりです。
今回試さなかったとっておきのCDもあるしね。

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雪山雪男

Author:雪山雪男
「艦これ」大好きな元「Answer×Answer」プレイヤー。
老眼と戦いながらプラモ作りに励んだり、気まぐれで小説を書いたりする日々です。

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